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トランプ大統領がスピーチ|「正直に言って、我々はもうすでにこの選挙に勝った」が、「不正選挙をやめさせるため最高裁判所に持ち込む」

トランプ大統領がスピーチ|「正直に言って、我々はもうすでにこの選挙に勝った」「不正選挙をやめさせるため最高裁判所に持ち込む」

11月4日午前2時すぎにスピーチを行うトランプ大統領(Screenshot via PBS)

トランプ大統領は日付が変わった米国東海岸時間の11月4日(水曜)午前2時過ぎ、スピーチを行った(以下の動画)。

【訳】(動画開始後27:45から29:16まで)

ノースカロライナ州で大勝利だ。我々はそこで勝ち、7万6000票の差をつけた。まだ集計されていない票はほとんど残されていない。すると突然、票の集計が止められた。これはアメリカ国民に対する不正行為だ。これは我らの国にとって恥だ。我々はこの選挙にすぐにでも勝つことができる。正直に言って、我々はもうすでにこの選挙に勝った。我々はこの選挙に勝った

 

なので、ここから我々の目標は、この国のために(選挙の)完全性を確実なものにするということだ。これは重大な瞬間だ。これは我々の国に対して起こされた深刻な不正だ。我々は、法律が正しく適用されることを望む。そのため、我々は連邦最高裁に持ち込む。我々は、全ての投票を停止させる。我々は投票用紙が午前4時に見つかり、(集計)リストに追加されることを望まない。OK?

 

これ(不正)はとても悲しい瞬間だ。私にとってこれはとても悲しい瞬間だ。

 

我々はこれ(選挙)に勝つだろう。私にとっては、我々はすでに勝利している。皆さんにありがとうと言いたい。我々の支援者全員にお礼を言いたい。我々と共に働いてくれた人たち全員にお礼を言いたい。

 

このスピーチを中継した3大ネットワークの一つCBSは、スタジオに画面が切り替わると、すかさずアナウンサーが「大統領は不当に選挙に勝利したと主張しました」と補足した。

 

【訳】トランプは、選挙で不正が行われたと主張し、彼は最高裁に持ち込む予定だと語った。

 

一方、トランプ大統領がこのスピーチを行う数時間前(米国東海岸の午前12時45分頃)、バイデン候補は以下のスピーチを行った:

みなさんの辛抱強さは称賛すべきものだ。我々は、これが長い道のりになるであろうということを知っていた。しかし我々が明日の朝まで持ち越しになる、もしかしたらそれよりももっと長く持ち越しになると誰が予想していただろう。しかし、我々が今ある状況に私たちは満足している。我々は本当に満足している。我々はこの選挙に勝つだろうということに自信があるということを、私は今晩あなたたちに言うためにここにいる。・・・

 

我々は、この選挙に勝つために順調に進んでいると信じている。・・・

 

我々は、早ければ明日朝、結果を知ることができるだろうが、それよりも時間がかかるかもしれない。私が初めから言ってきたように、私もドナルド・トランプも、誰が選挙に勝ったと言う立場にはない。それを決めるのはアメリカ国民たちだ。

 

みんな信念を貫こう!我々はこれに勝つだろう。

 

バイデン候補によるこのスピーチを受けて、トランプ大統領は米国東海岸時間の11月4日午前12:49に次のツイートを投稿した。しかしツイッター社は、「異議が唱えられており・・・誤解を招いている可能性があります」という理由で閲覧を制限し、リツイートすることを禁止している。

 

【訳】我々は(前回の選挙から)大躍進したが、彼らは選挙を盗もうとしている。我々は、決して彼らにそうはさせない。投票所が締め切られた後に、票を投じることはできない!

 

一方、激戦州の一つペンシルバニア州について、Philadelphia Inquirerのジョナサン・タマリ氏がバイデン陣営にとっては不吉な危険信号を報じている:

バイデンにとってペンシルバニア州で一つの大きなレッド・フラッグ(危険信号):彼は現在、チェスター郡で(トランプに)リードされている。ここは鍵となる郊外地域で、(ヒラリー・)クリントンは2万5500票の差をつけて勝利していた——そのため、民主党はここで大勝利を収めることに懸けていた。ここでは依然としてまだ大量の郵便票が集計されていないが、バイデンはここで大差をつけて勝利する必要がある。

 

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