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Dr.ファウチはP社のワクチン試験結果をトランプ政権よりも先にバイデンに報告|Dr.ファウチ+製薬会社+バイデン陣営が共謀している可能性を示す

Dr.ファウチはファイザー社のワクチン試験結果をトランプ政権よりも先にバイデンに報告|Dr.ファウチ+製薬会社+バイデン陣営が共謀している可能性を示す

Dr.ファウチ(Photo via Flickr)

11月9日(月曜)早朝、米製薬大手ファイザーが、予備段階にある新型コロナ・ワクチンに90%の効果があったと発表した。そのとき、アメリカでは多くの人たちの間で、この試験結果が大統領選挙前に発表されていれば、選挙結果を変えていただろうかという疑問が脳裏をよぎった。

 

トランプ大統領も11月9日に以下のツイートを投稿している:

【訳】私は以前から、ファイザー社と他の関係者たちは、ワクチンに関する発表を選挙後にならないと発表しないだろうと言っていた。なぜなら、彼らには選挙前に発表する勇気がなかったからだ。同様に、食品医薬品局(FDA)も、政治目的のためではなく人命を救うために、もっと早く発表するべきだった!

 

トランプ大統領の息子は、さらに皮肉を込めたツイートを投稿している:

【訳】このタイミングは、かなりアメージング。これ(ファイザーの発表)について、全然、極悪非道なものなどないってか?

 

ファイザー社は、トランプ政権が進めているワクチン開発プロジェクトの「オペレーション・ワープ・スピード」に参加しているにもかかわらず、参加していないと嘘をついていたことも判明している。

 

ニューヨークタイムズ紙が掲載したインタビュー記事の中で、ファイザー社の上級副社長であるキャサリン・ジャンセン氏は、「我々は、ワープ・スピードには一切参加していない・・・我々は、米国政府やその他誰からも資金を受け取っていない」と語っていた。しかしその後、ファイザー社は彼女の発言を撤回し、同社が20億ドルの契約を米保健社会福祉省(HHS)と結んでいることを明らかにしている。

 

* * *

 

トランプ政権およびホワイトハウスのスタッフたちには、ファイザー社によるワクチン開発の進捗状況が共有されていなかったことが明らかとなり、実際、ホワイトハウスの政府関係者たちの多くが、この試験データを報道で知ったことが判明している。

 

大統領選挙後に初めて開かれた記者会見で、トランプ大統領はDr.ファウチとファイザー社が、ワクチンの試験データをホワイトハウスと共有するよりも先に、ジョー・バイデンと彼のチームと共有したことを批判している

 

その後、11月11日(水曜)、米保健社会福祉省(HHS)のアレックス・エイザー長官は、ワシントンDCのラジオ局WMALに出演した際、ファイザー社によるワクチン開発が保健社会福祉省(HHS)が管轄する政府機関によって監督されているにもかかわらず、エイザー長官自身、その実験結果を月曜朝の報道で知ったと語っている

 

これは、ジョー・バイデンが正式に選挙の勝者である認定を受ける前に、Dr.ファウチと製薬会社がワクチンの試験結果を彼とそのチームに共有したことを意味する。しかもトランプ政権に伝えるよりも前に。

 

ラジオ局WMALの司会者は、エイザー長官と次のようなやりとりを行なっている:

司会者:もしバイデン陣営が日曜夜に(ワクチンの実験結果を)知り、しかしあなた方(トランプ政権)は月曜までそれを知らなかったということであれば・・・問題があるように聞こえます。

 

エイザー長官:確かにコミュニケーション・ギャップがあったと言えるでしょう。

 

トランプ陣営よりも早く、バイデンに対してワクチンの実験結果が共有されていたことが判明し、ホワイトハウスのスタッフが「これはスキャンダルだ」と激怒していると報じられている

 

ザ・フェデラリストは、こうしたタイミングについて次のように指摘している:バイデンがトランプよりも先にワクチン開発の実験結果について報告を受けたという事実は、今回のプレス発表が、ファイザー社、Dr.ファウチ、そして国立衛生研究所(NIH)がバイデン候補の当選確率を少しでも高めるために、実験結果の発表を遅らせようと彼らの間で連携が行われていたサインとなっている

 

バイデンが大統領になった場合の大統領首席補佐官として、既に指名されているロン・クライン氏は、15日(日曜)、NBCの番組「ミート・ザ・プレス(Meet the Press)」に出演した際、今週、バイデンと彼のチームがファイザー社と面会する予定であることを漏らしている

 

また、バイデン陣営の「特別コロナウイルス政権移行アドバイザリー・チーム」に最近加わったDr.マイケル・オスターホルムは、「コロナ地獄」を回避するためには全米で4〜6週間のロックダウン(都市封鎖)を行うことが必要であると発言している(以下の動画)。Dr.オスターホルムは、ミネソタ大学感染症研究・政策センター長。

 

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