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【イタリア・ゲートPart 2】オバマ元大統領と伊レンツィ元首相が米不正選挙を計画した首謀者として浮上

【イタリア・ゲートPart 2】オバマ元大統領と伊レンツィ元首相が米不正選挙を計画した首謀者として非難を浴びる

レンツィ元イタリア首相とオバマ元大統領(Photo via La cruna dell’ago)

セサーレ・サケッティ筆|2021年1月7日|La cruna dell’ago掲載

 

前回、掲載した「イタリア・ゲートPart 1では、イタリア政府が関与するハッキング計画について説明した。

 

元CIA職員であり、とあるCIA支局で支局長を務めたブラッドリー・ジョンソンが、ドナルド・トランプに対する国際的クーデターと呼ぶことができる出来事において、いかにイタリアが重要な役割を果たしたかを明らかにした。

 

端的に言うと、この攻撃の主要な登場人物はレオナルド社である。ここは、イタリア政府所有の企業であり、国防・宇宙セクターにおけるリーディング・カンパニーである。

 

この不正行為におけるイタリアの役割を完全に確認した別の人物がいる。それはマリア・ザックである。

 

ザック女史は、Nations in Action(意味:行動する国々)の会長であり、数日前いかにこの不正が行われたかを彼女が説明する音声ファイルがリークされている。

 

ザック女史によると、この攻撃を連携したオペレーション・センターは、事実上ローマにある米国大使館だった。

 

彼女の説明は、ジョンソン氏の話と完全に一致している。しかし、ザック女史はこれについてさらに重要な詳細を提供している。

 

この工作活動は、米国大使館の2階で、イタリア軍のクラウディオ・グラツィアーノ陸軍大将が連携役を担ったというのだ。そして彼を補佐したのは、イタリアのスパイ機関工作員であるステファノ・セラフィーニであるという。

 

グラツィアーノ陸軍大将は、この話の中で非常に重要な登場人物である。イタリア軍の大将である彼は、欧州連合(EU)の軍事委員会の大統領である。

 

グラツィアーノ大将は、欧州陸軍による解決策の熱心な支持者であり、最近彼が参加した会議の一つで、彼はEU及びNATOを超越するものは何一つないと明白に語った。

 

こうした理由から、グラツィアーノ大将はディープ・ステートの工作員であり、トランプ大統領による外交政策に激しく反発する軍事ロビイストの1人とみなすことが可能である。トランプ大統領による外交政策とは、軍事介入主義に依拠するものではなく、他国の主権を尊重することに依拠している。

 

イタリア軍は、レオナルド社の技術を使ったとされるこの工作活動において主導的立場にあったと言われている。

 

ジョンソン氏が語ったように、イタリア政府が所有するこの会社は、ハッキング攻撃を仕掛けるために自社の技術を提供した。

 

マリア・ザック女史は、「レオナルド社の衛星が、ソフトウェアをアップロードしトランプからバイデンに票を書き換えるために利用された」ことを確認している。

 

元々、トランプからバイデンに票を書き換えるというシナリオは、ローマではなく、ドミニオン社のサーバをホスティングしているCIAの拠点があるフランクフルトで開始された。

 

明らかに全ては順調に進んでいたが、フランクフルトにいるハッカーたちが、自分たちが行なっている工作だけでは最終結果をバイデン「勝利」とするには十分ではないことに気がついた時、事態は急変した。

 

それが判明するとすぐに、ハッカーたちはローマに支援を求めた。そして米国大使館の中で新しいアルゴリズムを作成し、この工作活動の再調整が行われた。

 

トランプは、あまりに多くの票を獲得したため、このハッキング攻撃を強化し直す必要に迫られた。

 

そして改竄された票は、レオナルド社が運営する軍事衛星から米国にあるドミニオン社のサーバに送信された。

 

これら計画は全て、このハッキング計画で自身が果たした役割について宣誓証言を行なった、レオナルド社の元コンサルタントであるアルトゥロ・デリアによって確認されている。

 

デリア氏は、ローマにおいて米国大使館の職員の指示の下、作業を行なったと語っている。

 

しかし、この計画がローマにいる米国大使のルイス・アイゼンバーグなしに実行された可能性は非常に低い。彼は自分が統括する大使館で何が起きているかを知っていたはずだ。

 

ルイス・アイゼンバーグは、トランプにより2017年に任命された。彼はトランプの選挙キャンペーンに貢献した1人だった。しかし同時に、彼はシオニストのネオコン・ロビイストにも非常に近く、これらロビイストたちはトランプによる米軍の撤退に反対している。

 

この計画の政治的首謀者:レンツィとオバマ

 

ここまでで説明したことは、背信的で反体制的な米国とイタリアのディープ・ステートのメンバーによって仕組まれた、軍およびスパイ機関レベルの工作活動である。しかし、以下に記すザック女史が暴露したことは、さらに衝撃的な内容である。

 

この計画の政治レベルの部分は、基本的にバラク・オバマによって考案され、イタリアの元首相であるマッテオ・レンツィの助けを受けていたとされる。

 

Nations in Actionのザック会長は、実際に起こったことは、「オバマがレンツィの助けを借りて仕組んだ、本当に見事な計画だった」と語っている。

 

レンツィとオバマの関係は、トランプに対する最初のクーデターの試み、つまりは「スパイゲート」を解明し、そして現在も継続中のアメリカ大統領に対する2つ目のクーデター、つまり不正選挙を解明するために基礎となることである。

 

最近機密解除が行われた国家安全保障局(NSA)の文書は、2016年9月に、共和党からの候補者(トランプ)に対してどういった悪事が行われていたのかを、オバマが完璧に知らされていたことを証明している。

 

元CIA長官のジョン・ブレナンは、ヒラリーがトランプを「ロシアの傀儡」としてとしてでっち上げるために、彼女が偽のスキャンダルを捏造しようとしていたことをオバマに報告していた

 

FBIやスパイ機関など米国の政府機関は、この陰謀において主要な役割を果たした。なぜなら、彼らは、トランプに対する違法なスパイ行為にゴーサインを出したからだ。

 

そのため、ドナルド・トランプを転覆させるためのこの計画の背後に、オバマ大統領が首謀者として存在していると言うことは、極端なことではない。

 

それと同時に、スパイゲート事件は、イタリアによる決定的な補助無くしては起こり得なかった。オバマが違法なスパイ工作を承認する選択をした時、彼はイタリアの元首相であるレンツィに支援を求めたとされる。

 

この案件において、このタイミングが非常に重要である。オバマがブレナンCIA長官(当時)と面会した1ヶ月後、イタリアの当時首相であるレンツィがホワイトハウスを訪問している

 

もしザック女史の話が正しければ、この時、オバマはレンツィにこの陰謀に参加するよう命令した。

 

レンツィは、イタリアのスパイ機関をこの(トランプに対する)スパイ活動に参加させることに合意したとされる。

 

イタリアのスパイ機関は、トランプとロシア政府との関係を捏造する一つの方法として、イタリアの核技術エンジニアであるジウリオ・オッキオネッロを仕込む計画を考案したとされる。

 

基本的に、イタリアのスパイ機関は、ヒラリーのeメールを、オッキオネッロの米国の会社であるWestlands Inc.に仕掛けようとした。

 

オッキオネッロが「カモ」として選ばれた理由は、彼がトランプの選挙キャンペーンを支援していたアメリカの保守界隈に非常に近かったためだ。

 

しかし、このスキャンダルと不正選挙をつなぐことの中で最も驚くべきことは、オバマとレンツィの関係だ。

 

彼ら2人ともがその役職を退いた後になっても、彼らはドナルド・トランプに対するある種の永続的なクーデターを画策し続けた。

 

イタリアが、スパイゲート事件と米国不正選挙をつなぐ赤い糸

 

スパイゲート事件と米国の不正選挙をつなぐ赤い糸が存在している。その赤い糸とは、このケースの場合、オバマとレンツィによって代表される、米国ディープステートとイタリアとの間の枢軸である。

 

この反体制的な計画は、決して止められることはなく、米国とイタリアの両側の工作員たちがトランプを転覆させるために共謀した2020年11月まで続けられた。

 

別の言い方をすると、グローバリスト勢力は、クーデターを連携するためにオバマのような民主党のメンバーを確実に利用した。しかし、それよりも重要だったのは、イタリア政府組織に深く侵食している、イタリアのディープ・ステートによる反体制的な力であった。

 

イタリアの現職の首相であるジュゼッペ・コンテは、この工作活動について完璧に知らされていると言われている。ザック女史は、「彼はとても深く関与している」と語っている。

 

そして率直に言って、これ以外の可能性は考えにくい。

 

レオナルド社は、政府系企業であり、その30.2%の株式をイタリア経済開発省が保有している。この長官は、ロベルト・グアルティエッリ氏であり、欧州連合(EU)支持者である。

 

レオナルド社の現CEOであるプロフーモ氏は、2020年4月にコンテにより現在の役職に任命された。基本的に、コンテは、前任者のパオロ・ジェンティローニ元首相が2017年に行なった人選を承認したに過ぎない。コンテもまた、スパイゲート事件に関与しているのは明らかだ。

 

この陰謀に出資するための黒い資金は、イランによって提供されていたとされ、オバマにこの工作を指揮させるために4億ドルを資金提供していたとされる。

 

この説は、オバマが2017年以降に果たした役割を部分的に証明している。オバマ元大統領は、ワシントンDC郊外である組織を運営していた。この組織は、トランプの大統領職を妨害するための、ある種、影の政府と考えられる。

 

他の情報源によると、オバマの出資者にはジョージ・ソロスの関連組織が存在しているという。

 

しかし民主党の元大統領は、このスキーム全体を連携するのに欠かすことができない必須の役割を果たし、そしてイタリアは、この計画を実行するためにその技術と政府の工作員を提供した。

 

米国の不正選挙の物語は、基本的に、ワシントンのディープ・ステートによって考案された国際的クーデターであり、カナダ、ドイツ、チャイナ、スペイン、そしてイタリアといった数カ国とそのグローバリスト政府が参加することによって実行された。

 

つまりは、トランプを転覆させるために、新世界秩序のために働いている各国政府がグローバリストの威力を行使したのである。

 

イタリアの野党はこのスキャンダルを明らかにしない:レンツィとサルビーニの枢軸

 

一方、イタリアでは、スパイゲート事件も、このスキャンダルにコンテが関与していることについても、メディアは沈黙している。

 

イタリアの野党書記長であるサルビーニもまた、これらを非難することを控えている。

 

彼の政権が崩壊して以降、サルビーニは、別の実務家内閣(マリオ・ドラギが率いる可能性が最も高い)を生み出すための道を開くために、明らかにある種の枢軸関係をレンツィと構築している。

 

イタリアの「システム」は、これらスキャンダルに蓋をして沈黙させている。なぜなら、彼らは、与党と野党の両方がこれらスキャンダルに関与していることを知っているからだ。

 

しかし私たちが前回の記事で説明したように、米国不正選挙の犯罪を解決するためにイタリアは欠かすことができない。

 

もし、この手のこんだ国際的クーデターにおいて実際に何が起こったのか本当に理解したいのであれば、ローマを調べなければいけない。

 

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