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ニューヨーク・タイムズ紙のライターがイランの秘密諜報員として逮捕される

ニューヨーク・タイムズ紙のライターがイランの秘密諜報員として逮捕される

カベー・アフラシアビ被告とイラン政府関係者たち(Photo via @m_mrezamm)

左翼プロパガンダ機関のニューヨーク・タイムズ(NYT)紙に、またスキャンダルが報じられた。同紙の論説(オピニオン)記事を執筆するカベー・アフラシアビ(Kaveh Afrasiabi)がイランの秘密諜報員としてプロパガンダを流布したとして、米連邦検察に逮捕されたと1月20日(水曜)報じられた

 

カベー・アフラシアビは一旦、身柄拘束され、イラン政府の外国諜報員として米国内で登録せずに活動しようと共謀し、そして実際に活動したとして起訴されている。アフラシアビは、最長10年の禁固刑に直面している。

 

しかしこのニュースは、ほとんどのメディアが報じていない

 

【訳】#米国 ―  カベー・アフラシアビが今週、逮捕され、未登録のイランの外国諜報員であるとして起訴された。ニューヨーク・タイムズは、彼のオピニオン記事や編集者宛書簡を12本以上掲載してきた。

 

米司法省は、ニューヨーク・タイムズのライター、カベー・アフラシアビを逮捕したことについてプレス・リリースを発表している:

アフラシアビは、彼の雇用主であるイラン政府の利益となるよう、プロパガンダをまるで客観的な政策分析や専門家の意見であるかのように装い、アメリカの世論とアメリカの政治家たちに影響を及ぼそうと画策したとされる。

(太字強調はBonaFidr)

 

さらに司法省は、このプレス・リリースの中で、アフラシアビがアメリカのテレビ番組にも頻繁に出演しており、そこで外交問題、特にイランと米国との関係について議論していたと記している。

 

アフラシアビは、イランにとって政治的そして金銭的に利益となるよう、米国の政治家たちにロビー活動を行うために、イラン政府から報酬を得て、指令とコントロールを受けていたとされる。

 

国家安全保障担当のジョン・C・デマーズ司法次官補は、次のように語っている:

10年以上にわたって、カベー・アフラシアビはジャーナリストとして米国連邦議会に自らを売り込んでいた。そしてアメリカ国民に対しては、自らを中立的で客観的なイランの専門家として売り込んでいた。・・・

 

しかしアフラシアビは、実際にはイラン政府や、国連に対する「イラン・イスラム共和国の永久の任務(Permanent Mission of the Islamic Republic of Iran)」の秘密工作員であり、彼らのプロパガンダを広めるために報酬が与えられていた。この活動に従事しながら、彼は外国代理人登録法が要求している通り司法省に登録することを意図的に避けた。」

 

【訳】ニューヨーク・タイムズがイランの主張を掲載する一方で、「ニューヨーク・タイムズに度々論説記事を寄稿している」カベー・アフラシアビが、イラン政府のために秘密のロビー活動を行なっていたことで最近逮捕されたことについては、彼らの読者たちに伝えることを怠っているというのは興味深い。

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