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米国は4月までには集団免疫を獲得するとジョンズホプキンス大学教授がWSJ紙に論説記事——しかしDr.ファウチは依然として国民の恐怖を煽る

米国は4月までには集団免疫を獲得するとジョンズホプキンス大学教授がWSJ紙に論説記事——しかしDr.ファウチとメルケル首相は依然として国民の恐怖を煽る

ジョンズホプキンス大学の外科医マーティ・マカリー医師(Photo via Flickr)

米ジョンズホプキンス大学の外科医であるDr.マーティ・マカリー教授は、アメリカは今年4月までに集団免疫を獲得するだろうと論じるオピニオン記事を執筆し、2月18日(木曜)にウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙に掲載された

 

全文が無料公開されているこのオピニオン記事には、次のような見出しと副題が付けられている:

私たちは4月までに集団免疫を獲得するだろう

6週間でCOVID(武漢ウイルス)感染者数は77%減少した。専門家たちは国民にこの良いニュースを正直に打ち明けるべきだ

 

マカリー医師が、この記事の副題に「専門家たちは国民にこの良いニュースを正直に打ち明けるべきだ」と記していることは興味深い。(もしマカリー医師がフェースブックやツイッター、ユーチューブを利用している場合、アカウントが凍結されてしまうかもしれない。)

 

マカリー医師は、直近の6週間で感染者数は「奇跡の」77%という下落を記録したと記している。また、検査は、実際の感染者の10%〜25%しか捕捉できていない可能性があるとしている。

 

同医師は、アメリカ人の55%がすでに自然免疫を獲得しており、それに加えてアメリカ人の15%がこれまでにワクチン接種を受けていることからこの予想を導き出している。また、米・食品医薬品局(FDA)の元長官であるスコット・ゴットリーブ氏が、3月末までに2億5000万回分のワクチンが1億5000万人のアメリカ人に届けられると確信していると語っていることも、マカリー医師の推論の根拠の一つとなっている。

 

マカリー医師は次のように記している:

この国が非常に低レベルの感染率に向かって急速に進んでいると考えるには理由がある

 

感染者が増えるにつれ(ただしそのほとんどは軽い症状か無症状)、まだ感染していないアメリカ人は残り少なくなっている。

 

現在の軌道が続けば、4月までにCOVID(新型コロナ)はほとんどなくなり、アメリカ人は通常の生活を再開することができるようになると私は予期している

 

マカリー医師は、感染者数、入院者数、そして死亡者数が最近急落していることは、政府の政策とは関係がないと説明している:

1月8日以来、1日の新規感染者数が一貫して急速に減少していることは、自然免疫によってのみ説明が可能である。(年末年始の)休暇中に、人々の行動パターンが突然改善されたわけではない。アメリカ人は、3月以降で最もクリスマス期間中に多くの旅行をした。1月に急激な減少をしていることから、ワクチンもまた感染者数の急な減少を説明できない。(当時はまだ)ワクチンの接種率は低く、また効果が現れるまでに数週間がかかる。

 

感染者数が多い世界トップ10カ国における1日のCOVID-19新規感染者数(検査での陽性反応件数)(7日間の移動平均)

(Graph via Johns Hopkins University & Medicine

 

米国における1日のCOVID-19新規感染者数(検査での陽性反応件数)(7日間の移動平均)

(Graph via Johns Hopkins University & Medicine

 

マカリー医師の推論が正しいと想定して、平常を取り戻すための第1の障害は政治家たちであり、ロックダウンなどの規制を解除しようとする彼らの意思であるとJPモルガンのアナリストは分析している。

 

マカリー医師も、彼のオピニオン記事の結論部分で、新型コロナは政治問題化されていること、そして新規感染者数が急激に減少しているという、公衆衛生的にも経済的にも「良いニュース」がなぜ全米で報道されないのかについて、赤裸々に私見を披露している:

何人かの医療専門家は、4月までにCOVID-19の新規感染者数が非常に低くなる可能性があるという私の予測に個人的に同意してくれた。しかし彼らは、集団免疫について公に話をすべきではないと私にアドバイスしたその理由は、人々が安心してしまい、予防措置を怠ったりワクチンを拒否する可能性があるためだ。しかし、科学者は、真実を隠すことによって国民を操作しようとするべきではない。私たちはすべての人にワクチン接種を奨励しているが、(経済活動や社会活動の)閉鎖や長期化する隔離生活によるダメージを抑えるためにも、私たちは学校や社会を再開する必要がある。4月までに経済を再開するための緊急対策を立てることは、絶望の中にいる人々や、個人的に大きな犠牲を払った人々に希望を与えることができる

 

* * *

 

一方、Dr.ファウチは国民たちの間で恐怖を煽ることに余念がない。先週、LA Times Todayと行ったインタビューの中で、Dr.ファウチは次のような新たな予測をしている:

願わくは、2022年が始まるまでに、私たちがかつて慣れ親しんだような日常に近い程度の平常を、私たちは本当に取り戻すことができているといいんだが。

 

この発言は、先月Dr.ファウチが舞台芸術家協会が主催したカンファレンスで語った発言から大きく後退している:

「もし全てがうまくいけば・・・この秋の初旬から中旬までには、あなた方は安心して演者たちに舞台でパフォーマンスをしてもらうことができ、また観客にも安心してもらうことができるようになる」と彼は1月9日に語った。

 

Dr.ファウチは、2月19日(金曜)に出演したMSNBCの番組(以下の動画)で、離れて暮らす家族たちでもワクチン接種を受ければ安心してハグすることができる「可能性が高い」と語っている。

 

そしてドイツのメルケル首相に至っては、G7首脳たちとの会談を行った後、次の発言を行ったとロイター通信が2月19日(金曜)に報じている

世界中の全員がワクチン接種を行うまでパンデミックは終わらないと、私が行った(他国への内政)干渉の中で強く主張した。

 

世界のグローバリストやその傀儡政権は、武漢ウイルスを使って人々を恐怖で支配し、ワクチンを大量に販売しようと必死のようだ。彼らにとって集団免疫や科学的な真実は、もはや邪魔な存在でしかないと言わんばかりだ。

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