1月6日の米議事堂襲撃で死亡した警察官に対する暴行罪で、2人の男を逮捕・起訴〜左派の主流メディアは次々と誤報・捏造記事を訂正〜
1月6日にアメリカで発生した議事堂襲撃で、その現場に警察官として居合わせたブライアン・D・シックニック氏は、その翌日、心臓発作で亡くなった。このシックニック氏への暴行罪で、2人の男が逮捕、起訴されたとワシントンポスト紙が3月15日(月曜)に報じた。
逮捕、起訴された2人の男は、ペンシルバニア州在住のジュリアン・エリー・カター(32歳)と、ウェストバージニア州在住のジョージ・ピエール・タニオス(39歳)。
ワシントンポスト紙は次のように報じている:
カターとタニオスは、9件の容疑で起訴されている。その中には、シックニック氏、C.エドワーズと特定されている議事堂警察官、そしてB.チャップマンと特定されているワシントンDC市警察官に対して武器を用いた暴行をはたらいた容疑が含まれている。2人の男はまた、市民暴動の罪と議会手続きを妨害した罪にも問われている。これらの罪は、最高で20年の懲役に処せられる。
逮捕された2人の男の顔写真:
Julian Elie Khater, 32, of Pennsylvania and George Pierre Tanios, 39, of West Virginia. pic.twitter.com/48i1p6VZ4B
— 🏴☠️B King🏴☠️ (@BKing13x) March 15, 2021
【訳】ワシントンポストの速報:米国当局は、1月6日の議事堂暴動でクマ避けスプレーを使って議事堂警察官のブライアン・シックニックを暴行したとして、2人の男を逮捕、起訴した。
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ペンシルバニア州在住のジュリアン・エリー・カター(32歳)と、ウェストバージニア州在住のジョージ・ピエール・タニオス(39歳)。
ワシントンポスト紙の記事は言及していないが、逮捕された2人の男のラストネームは、どちらもアラブ系の名前である。(カターは中東の名家の名前【出典】。タニオスは9割がアラブ系の名前【出典】。)
事件発生当初、左派メディアのニューヨークタイムズ紙は、一斉にブライアン・D・シックニック氏が親トランプの暴徒によって消化器で頭を殴られたと誤報を流していた(意図的な捏造記事の可能性がある)。
ニューヨークタイムズ紙の3人の記者が連名で1月8日に報じた記事には、次のような見出しがついている:
【訳】親トランプによる暴動で負った怪我が原因で議事堂警察官が死亡
しかしニューヨークタイムズ紙は、3月4日になってようやくこの記事を更新し、次のように訂正とも謝罪とも取れない文章を付け加えている:
更新:議事堂警察官ブライアン・シックニックの死に関して、新たな情報が浮上した。この新情報は、議事堂警察に近い複数の政府当局者たちから提供された当初の彼の死因に疑問を呈する。
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トランプ前大統領を攻撃するためであれば、ジャーナリズムの矜恃をかなぐり捨て、手段を選ばないというのが現代アメリカの左翼メディアである(大手マスコミはCIAのプロパガンダ機関であるという本性を隠すことが下手になったとも言える)。
アメリカ左翼勢力の動力源:その中心には主流メディアが名を連ねる
目標は「グローバル・パワー」と「アメリカの弱体化」
(Image via Patrick Byrne)
こうした大手メディアは、「匿名の政府関係者」からの情報としてニセ情報・捏造記事を報じ、その嘘がバレると紙面の隅に小さく「訂正」を出す。しかもその訂正文でも、捏造された情報を提供した(もしくはそもそも存在すらしない)「政府関係者」の身元は「取材源の秘匿」を盾に明かさない。記者が意図的に捏造報道を行なったとしても、誰も罰せられず、社会的批判を浴びないという仕組みが出来上がっている。
まさにこれと同じ「仕組み」を使って、トランプ大統領(当時)を陥れようとしたのがワシントンポスト紙である。
昨年12月23日に行われた電話会議で、トランプ大統領が、ジョージア州の州務長官室付き調査主任のフランシス・ワトソン氏に対して、「不正を見つけろ」と圧力をかけたとワシントンポスト紙は報じていた。この報道を受けて、日本の大手マスコミも、時事通信から読売新聞、産経新聞、テレ朝、テレ東、日本語版ロイターに至るまで、「トランプ大統領、ジョージア州政府高官に敗北覆すよう電話で圧力か・・・米紙報道」と、ワシントンポストの捏造記事をそのまま垂れ流していた。
しかしそれから2ヶ月以上がたった今週月曜、ワシントンポスト紙は撤回文を掲載し、この時の電話会議でトランプ大統領が行った発言を「誤って引用した(misquoting)」と訂正している。
BREAKING: Washington Post retracts massive story that falsely claimed Trump asked Georgia to "find the votes" pic.twitter.com/s7omRMWVtn
— Jack Poso 🇺🇸 (@JackPosobiec) March 15, 2021
【訳】速報:ワシントンポストは、トランプがジョージア州(政府関係者)に「票を見つけろ」と圧力をかけたと誤って主張した重大な報道を撤回した。
しかしこの大誤報が行われた当時、日本の大手マスコミだけではなく、アメリカの左派メディアであるCNNも後追い報道を行い、「この電話会議について知る情報源からの引用」と、独自に事実確認を行ったとして報じていた。
https://twitter.com/BecketAdams/status/1371570387834798082?s=20
【訳】トランプとジョージア州の調査主任(との電話会議)に関する「スクープ報道」をワシントンポストが訂正したことについて、みなさんは全員このニュースの本質を見逃している。
本当のスキャンダルは、多くのニュース編集室が、当時、この「スクープ報道」の詳細について彼ら独自の匿名の情報源に「確認した」と主張していたことだ。
NBCニュースは、彼らが「この時の会話を知る情報源を通して、12月23日の電話会議を説明するワシントンポストの報道を確認した」と報じていた。
USA Todayは、「匿名を条件に内部事情を語ったジョージア州政府関係者が、この電話会議の詳細を事実と確認した・・・」と主張していた。
しかも、当初、ワシントンポスト紙とCNNは共に、この電話会議を録音した音声データは存在しない可能性が高いと報じていた。しかし実際は、調査主任のワトソン氏が、政府コンピュータのゴミ箱フォルダーにこの会議の音声データを見つけたと、最初にAP通信が3月11日に報じ、次にワシントンエグザミナーが3月14日に報じた。そして捏造報道を隠蔽しきれなくなったワシントンポスト紙が、3月15日に撤回記事を出した。
https://twitter.com/YossiGestetner/status/1371567330422095880?s=20
【訳】(引用されたJack Posobiec氏のツイート)そもそも、トランプからの電話の完全な音声データを、ジョージア州の州務長官はなぜ削除したのか?
後にそれは、州政府コンピュータのゴミ箱フォルダーに入っているのが見つかったのだが・・・
(Yossi Gestetner氏のツイート)大ニュース:ジョージア州の政府関係者たちは、メディアによる嘘からトランプの潔白を証明することになる証拠を削除しようとした。このメディアの嘘は、トランプに対する犯罪調査に発展した。
そしてあなた方、愚か者たちは、こうした人間たちが、票の集計に関して信頼できると考えているのか?
そして実際、このワシントンポスト紙による大捏造報道は、民主党が作成したトランプ大統領に対する2回目の弾劾資料に引用されていた。
保守系ニュースサイトDaily Callerの議会担当上級記者、ヘンリー・ロジャーズ氏の投稿:
Glenn, this is the impeachment brief. The fake quote is in it… https://t.co/dCO4saTVAX pic.twitter.com/Wbd8EVVj0q
— Henry Rodgers (@henryrodgersdc) March 15, 2021
【訳】グレン、これは弾劾資料だ。(ワシントンポストの)偽の発言引用がこの中に記されている・・・
つまり、大手メディア(CIA)が捏造報道を行い、それを「証拠」として民主党がトランプ大統領を弾劾しようとしたのである。これまでロシアゲート疑惑からウクライナゲート疑惑まで、何度も使い回されてきた同じ手法である。ある意味、ディープステートも民主党もこれ以外に策はないのかと言いたくなるほど芸がない。
以下は、ワシントンポスト紙の捏造記事をきっかけに、トランプ大統領を貶めるための大誤報キャンペーンを展開した主流メディアをまとめた動画。ワシントンポスト紙が捏造報道した「不正を見つけろ!」という言葉は、まさに彼ら自身について言えることである。
ジュリアーニ弁護士は、この捏造報道を根拠にワシントンポスト紙を訴えれば、トランプ前大統領の勝算は高いと語っている:
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