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米CDCの元所長、同僚の科学者たちから死の脅迫を受けていたことを告白——国務省の一部職員たちは『魑魅魍魎が詰まった箱を開けるな』とウイルス発生源の調査を妨害

米CDCの元所長、同僚の科学者たちから死の脅迫を受けていたことを告白ーー新型コロナは武漢の研究所から漏洩したとテレビで発言した直後――国務省は『魑魅魍魎が詰まった箱を開けるな』とウイルス発生源の調査を妨害

米CDCの元所長ロバート・レッドフィールド博士(Official White House Photo by Shealah Craighead)

【この記事の短縮URL】 https://bonafidr.com/bBhPE (『https://』は省略可能です)

トランプ政権時の米CDC所長を務めたロバート・レッドフィールド氏は、6月3日(木曜)に掲載された雑誌Vanity Fairの記事で、彼がCOVID-19は武漢ウイルス研究所が発生源ではないかと疑っていると公に発言したことで、同僚の科学者たちから死の脅迫を受け取っていたことを明かした。Newsmaxも同日、同氏のこの発言内容を報じている。

 

ウイルス学者であるロバート・レッドフィールド博士は、今年3月、CNNの番組に出演した際、次のように語っていたことを本サイトでも紹介していた

私は、これ(新型コロナウイルス)がどういう方法でかコウモリからヒトへ感染ったとは信じていない。通常、病原体が動物からヒトへ感染する場合、ウイルスはヒトからヒトへより効率的に伝染するようになるまでしばらく時間がかかる。

 

これは意見でしかない。ようやく今、私は自分の意見を持つことが許される。

 

しかし3月にこの発言を行ってから、同僚の科学者たちから死の脅迫を受けたとレッドフィールド元CDC所長は語った:

私は、武漢で発生したこの病原体の最も可能性の高い病因は、実験室で発生したもの、つまりそこから逃げ出したのではないかと考えています。

 

(自然発生説とは)別の仮説を提案したことで、私は脅迫され、追放されました。私は政治家がそうするだろうとは予想していました。私は科学(界)がそうするとは予想していなかった

(太字強調はBonaFidr)

 

さらに雑誌Vanity Fairの記事は、独自調査の結果、米国政府が研究所漏洩説を議論することを妨害したと結論づけている:

Vanity Fair誌の数ヶ月にわたる調査では、40人以上の関係者へのインタビューや、内部メモ、会議議事録、電子メールのやり取りなど数百ページに及ぶ米国政府の文書を調べた。その結果、物議を呼んでいるウイルス研究を支援する政府の多額の助成金が一部原因となって生じている利益相反関係が、COVID-19の起源に関する米国の調査をあらゆる段階で妨げていることが判明した。ある国務省の会議では、チャイナ政府に透明性を求めようとした職員たちが、同僚から武漢ウイルス研究所の機能獲得型研究を調査するなとあからさまに言われたという。

 

Vanity Fair誌が入手した内部メモによると、国務省軍備管理・検証・遵守局のトーマス・ディナンノ元次官補は、自分の局と国際安全保障・不拡散局という2つの局の職員たちが、「COVID-19の発生源に関する調査を続けない」よう彼の局内の指導層たちに「警告」していたと記しているが、その理由は「もしそれを継続すれば、『魑魅魍魎が詰まった箱を開ける』ことになる」からだという

(太字強調はBonaFidr)

 

Vanity Fair誌のこの記事は、数ヶ月かけて行った調査の集大成が詰まった大作であるが、無料で公開されている。

 

そしてこの記事では、ニュージーランド・オークランドにあるニュージーランド銀行のデータ科学者、ジレ・デマヌフ(Gilles Demaneuf)氏が、研究所漏洩説を証明するかもしれない鍵を握る人物として紹介されている。

 

デマヌフ氏(52歳)は、10年前にアスペルガー症候群と診断されたが、この病気は彼の仕事で有利に働いていると語っている:

私は、他の人たちが何も気がつかないような場合でも、データの中にパターンを認識することがとても得意です。

 

昨年春から、デマヌフ氏はSARS-CoV-2(武漢ウイルス)の発生源に関する資料を読み込み始めたという。そして、彼はチャイナの生物研究所で多数のウイルス漏洩事故が起きていたことを“The Good, the Bad and the Ugly: a review of SARS Lab Escapes”(良いこと、悪いこと、そして醜悪なこと:SARS研究所漏洩に関する調査)として発表している。デマヌフ氏は、ドゥ・メストル(de Maistre)氏とオンラインでつながり、COVID-19の発生源を突き止めるため『DRASTIC(Decentralized Radical Autonomous Search Team Investigating COVID-19=COVID-19を調査する分散型先鋭的自律調査チーム)』という調査グループを結成している。

 

Vanity Fair誌は記事の最後を次のように締めくくっている:

もし、研究所漏洩説が正しいことが証明されれば、歴史は、デマヌフ氏と彼の仲間である疑い深い人々が「ダムを決壊させた(=隠された真実を世界に解き放った)」と評価するかもしれない。彼らは今、武漢ウイルス研究所の工事発注記録、下水排出量、そして携帯電話の通信量などの調査にどっぷり浸かっている

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