アリゾナ州マリコパ郡の選挙監査で公式結果と再集計結果に大きな誤差があることを有力州議会議員が認める——同州の有権者登録サーバには選挙日当日セキュリティ侵害もあった=デパーノ弁護士
アリゾナ州マリコパ郡で行われた2020年大統領選挙の監査では、公式の合計票数と再集計結果に大きな誤差があるとの速報が流れていた。そして6月25日(金曜)に監査作業が正式に終了してから初めて、メディアでも監査チームでもなく、アリゾナ州議会の有力議員が「重大な誤差」があることを認める投稿を行った。
アリゾナ州議会の有力議員であるソニー・ボレリ上院議員が、@2020ElectionUp3の投稿をリツイートする形でこのことを認めている:
BREAKING: The audit report by the AZ State Senate will show significant discrepancies between the ballots audited and original count, when it’s released.
— 2020 Election Updates 🇺🇸 (@2020ElectionUp3) July 1, 2021
Also, Maricopa County has failed to produce routers and passwords for machines. The Senate could issue a follow up subpoena.
【訳】速報:アリゾナ州議会上院による監査報告書は、監査された票とオリジナルの集計結果の間に重大な誤差があると発表することになる予定。
また、マリコパ郡は(集計/投票)機械のルーターやパスワードを提出していない。上院は後続の召喚状を出す可能性がある。
そして同じくアリゾナ州議会のウェンディー・ロジャーズ上院議員は、ボレリ上院議員がこの速報をリツイートしたことを指摘し、次のように投稿している:
This tweet was retweeted by the great patriot @SonnyBorrelli, former Marine and is on the Arizona Senate Judiciary Committee with me. Our committee is the one that can act after sine die. He knows what he is saying. 🇺🇸 https://t.co/1P6lHWVzNT
— Wendy Rogers (@WendyRogersAZ) July 4, 2021
【訳】このツイートは、元海兵隊員で、私と一緒にアリゾナ州上院司法委員会メンバーである偉大な愛国者、ソニー・ボレリ(@SonnyBorrelli)議員がリツイートしました。私たちの委員会は、無期延期(休会)の後に行動できる委員会です。彼は自分の発言内容を理解しています。🇺🇸
(添付されたツイート)
速報:アリゾナ州議会上院による監査報告書は、監査された票とオリジナルの集計結果の間に重大な誤差があると発表することになる予定。
また、マリコパ郡は(集計/投票)機械のルーターやパスワードを提出していない。上院は後続の召喚状を出す可能性がある。
さらに、彼らが所属する上院司法委員会の権限について、ロジャーズ上院議員は次のように説明している:
Senator @SonnyBorrelli
— Wendy Rogers (@WendyRogersAZ) July 5, 2021
and I are members of the AZ Senate Judiciary Committee, which is a standing committee solely vested with the authority to receive the audit results. It was this very Senate Judiciary Committee that launched the subpoena. (1/2) https://t.co/fi8t06Y4TB
【訳】ソニー・ボレリ(@SonnyBorrelli)上院議員と私は、アリゾナ州上院司法委員会のメンバーです。同委員会は、この監査結果を受け取る権限を唯一委ねられている常任委員会です。召喚状を出したのは、まさにこの上院司法委員会でした。(1/2)
アリゾナ州議会の上院司法委員会に所属する2人の上院議員が、監査の結果、票の集計数に大きな誤差があることが発表される予定であると投稿(リツイート)したことは意味のあることだと保守系メディアは報じている。
そしてマリコパ郡での監査チームの公式アカウントは、7月2日(金曜)、次のように投稿している:
https://twitter.com/ArizonaAudit/status/1411032555219046404?s=20
【訳】法廷監査が2ヶ月半もかかっている主な理由は、マリコパ郡の行政官たちと法務官が監査を妨害し、協力を拒否しているためだ。
この「監査妨害」と「協力拒否」を批判するツイートについても、ボレリ上院議員は次のようにリツイートしている:
EXACTLY spot on. Are they afraid of what we may find? Or are they afraid of what they KNOW we will find? https://t.co/ZxIBLAlZQi
— Sonny Borrelli (@SonnyBorrelli) July 4, 2021
【訳】まさにその通り。 彼らは我々が何を見つけるかもしれないと恐れているのか?それとも、私たちが見つけるだろうと彼らが「知っている」ことを恐れているのか?
(引用されたツイート)
法廷監査が2ヶ月半もかかっている主な理由は、マリコパ郡の行政官たちと法務官が監査を妨害し、協力を拒否しているためだ。
さらに監査チームの公式アカウントは次のように投稿している:
https://twitter.com/ArizonaAudit/status/1410995393479970816?s=20
【訳】昨日、投票用紙と集計機械が移送されたのは、ウェスリー・ボーリン・ビルだ。これは10日前に計画されたもので、データのチェックを続け、結果を最終決定することを想定している。
監査で得られた合計票数は、先週中にも速報として発表される予定と報じられていたが、再集計結果を二重三重にチェックしているため発表のタイミングが伸びているとボリス・エプスタイン氏も語っている。
* * *
一方、憲法が専門の弁護士で、ミシガン州、ジョージア州、アリゾナ州の選挙監査問題について担当しているマシュー・デパーノ弁護士は、アリゾナ州を訪問して得られた次の情報を、7月5日(月曜)にスティーブ・バノン氏のネット番組に出演した際に明らかにしている:
デパーノ弁護士:ミシガン州、ジョージア州、そしてアリゾナ州で私たちが行った調査の結果、これら全ての州で、匿名ユーザがリモート・アクセスしてログインしていたことが判明しました。これにより、選挙管理システム内でアクセス権限が昇格されていました。これは、リモート・アクセスしていた人は誰でも、そのアクセス権限が昇格されていたことを意味します。彼らはデータベースにアクセスすることが可能となり、選挙結果を改竄することが可能になります。ですので、これら3つの州で私たちが発見したこと、そして同じパターンが見られるということは、非常に重大です。・・・(略)・・・
そして3点目についてはまだ誰も聞いたことがないものです。昨日、私はアリゾナ州から飛行機で(自宅があるミシガン州に)戻ってきたのですが、私たちのチームが新たな発見をしたと次の連絡を受けました:
「マリコパ郡およびアリゾナ州の州務長官は、11月3日にアリゾナ州の有権者登録サーバーへセキュリティ侵害があったことを、11月3日以来かなりの期間、知っていたにもかかわらず、彼らはそれをアメリカ国民に対して隠蔽していた」。
私たちはこの情報をどこよりも早くあなたの番組で皆さんにお伝えしています。・・・
私たちがこのことを知ったのは、アリゾナ州の有権者たちが、彼らのデータの一部が侵害を受けたという個別通知を受け取っていたからです。しかし彼ら(州務長官とマリコパ郡)は、私たち国民にはそれを隠蔽していました。
バノン氏:マット、あなた方はその証拠をいつ周知するつもりですか?あなた方は常に、データや証拠を周知されてきました。この告発は重大です。
デパーノ弁護士:おっしゃる通りです。私たちは昨日、このことを知ったばかりなので、今日と明日、データを公表する作業をしようと思います。そして皆さんに知っていただきたいのは、私たちはEIFFTAR.orgでアリゾナ州の監査のための資金を集めているということです。
デパーノ弁護士が出演した番組の動画:
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