アリゾナ州議会のロジャーズ議員:「電子投票機械を使った郡は全て監査すべき」——ついに民主党も監査と再集計を要求・・・
アリゾナ州議会の上院議員であり、元空軍戦闘機パイロットのウェンディー・ロジャーズ議員(共和党)は、2020年大統領選挙で電子投票機械を使った全米のすべての郡は、監査を実施すべきだと7月5日(月曜)に呼びかけた。
ロジャーズ議員が投稿したメッセージ:
Audit all counties that used the machines – even in red states. So important to demand election integrity. Don’t just do it in swing states.
— Wendy Rogers (@WendyRogersAZ) July 5, 2021
【訳】(投票/集計)機械を使った全ての郡で監査しろ——たとえレッド・ステート(共和党が勝利した州)であってもだ。選挙の公平性を要求することは非常に重要だ。スウィング・ステート(接戦州)だけに監査を限定するな。
民主党やマスコミは、2020年の大統領選挙で不正選挙があったという主張をいまだに根拠のない陰謀論と報じている。先月末にはアル・ゴア元副大統領をCNNに出演させて、不正選挙を疑う人たちを「ナンセンス」「狂気」「馬鹿げている」「選挙結果を覆すことなどあり得ない」「民主主義を毀損している」と反論させている。
しかし、ついに民主党も選挙監査と再集計を要求するようになっている。ニューヨーク市長選挙の一環として行われた民主党の予備選挙で、選挙管理委員会がコンピュータ・システムをテスト運用した際に集計した13万5000枚のダミーの投票用紙が、6月29日(火曜)午後に発表された速報値に誤って含まれてしまうという大失態を犯した。ニューヨーク市長選で、民主党の予備選は僅差を争う接戦となっている。
そしてニューヨーク市長選に民主党から立候補している候補者たちは、監査と手作業による再集計を要求している。
ニューヨークポスト紙は次のように報じている:
顔を真っ赤にした市の選挙管理者たちは、民主党の市長選を混乱に陥れた票集計の不備について、水曜(6月30日)に明らかに違法な秘密会議を開いた。ニューヨークポスト紙はその情報を入手した。
選挙管理委員会のコンピュータ・システムの試験運用で利用された13万5,000枚のダミー票が、火曜の午後に発表された予備選の結果に誤って含まれていたという大失態について、フレッド・ウマネ選挙管理委員長はスタッフから説明を受けたと述べた。
マンハッタンの共和党員であるウマネ委員長は、これらのテスト投票は1つの行政区(ボロー)で行われたものだが、「このエラーは一般(選挙)事務所で起きた」と述べた。
「我々はまだ調査を続けています。問題は是正されました」と同委員長は述べた。
また、ウマネ委員長は、1人もしくは複数人の身元不明の選管職員がこの大規模なミスを犯したと述べ、「これは(投票機械)ベンダーのミスではない」と指摘した。
ニューヨーク市長選という地方選挙でもこのような杜撰な管理・運営が行われている中、全米で行われた2020年の大統領選挙は「全米史上、最も安全な選挙だった」と語った国土安全保障省CISA庁のクリス・クレブス元長官や、広範囲にわたる不正選挙を示す証拠を発見していないと語ったウィリアム・バー元司法長官の発言をそのまま鵜呑みにすることは常識的に考えて難しい。
また、ヒラリー・クリントンが2016年の大統領選挙で不正が行われたと主張したように、自らに不利な選挙となると不正やエラーがあったと躊躇しない民主党のダブルスタンダードぶりが、ニューヨーク市長選でも改めて浮き彫りとなっている。
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