ニュースレター登録

Loading

オールドメディアが伝えない海外のニュース

ジョー・バイデンとアフガニスタンのガニ大統領の最後の電話会談をロイター通信が独占報道——タリバンが制圧しそうだという認識を持たれないようにしろ・・・「それが真実かどうかにかかわらず」

ガニ大統領(当時)とジョー・バイデン|2015年3月24日撮影|U.S. Army photo by Spc. Cody Wes Torkelson

【この記事の短縮URL】 https://bonafidr.com/wtBWf (『https://』は省略可能です)

ジョー・バイデンとアシュラフ・ガニ大統領(当時)が7月23日に行った最後の電話会談の記録を、ロイター通信が8月31日(火曜)に独占報道した。この報道が行われた日に行った演説の中で、ジョー・バイデンはアフガニスタンからの米軍撤退は「類まれな成功」と自画自賛したが、現実はそれとは真逆であることをこの電話会談は示している。

 

すでにタリバン勢力との戦いに敗北しそうな現実に直面していた中で行われたこの電話会談では、米軍撤退の「見た目の勝利」に執着していたバイデン政権が、アフガニスタン政権に圧力をかけ、彼らが何か有効な反撃を行っているかのように見せかけるために、無意味な戦略転換に焦点を当てるよう働きかけていたというあられもない姿が示されている。

 

その数週間後、タリバンがカブールを包囲する直前に、アフガニスタンのガニ大統領は略奪した現金を持ってカブールを脱出した。彼は現在、アラブ首長国連邦に身を潜めていると考えられている。

 

この電話会談の中で、バイデンは、現場の状況が厳しいとすでに認識していたようだが、「真実かどうかにかかわらず」、ガニ大統領が「異なるイメージ」を報道機関や国際社会に対して伝えることを要求した。

 

ロイター通信は次のように伝えている:

世界中で、そしてアフガニスタンの一部で、タリバンとの戦いがうまくいっていないという認識があることは、私から言うまでもないだろうと思う。そして、それが真実であろうとなかろうと、異なるイメージを伝える必要がある」と、バイデンは語った。

 

アフガニスタンの有名な政治家たちが共同で記者会見を行い、新しい軍事戦略を支持すれば、「それによって認識が変わるだろうし、非常に大きな変化があると思う」とバイデンはガニに語った。

(太字強調はBonaFidr。以下同様。)

 

また、当時、バイデンは、タリバンが同国を制圧するのは時間の問題だと考えていたことも明らかである。バイデンのこの時の最大の目的は、アフガン軍の敗北をできるだけ恥とならないよう、ガニ大統領の持てる権力を最大限に行使して取り繕わせることだった。

 

おそらくバイデンはガニ大統領との最後の電話会談の内容がいずれ明らかになることを理解していたはずであるにもかかわらず、「タリバンによる急進は誰にも予想できなかった」という主張をこの日の演説の中で繰り返している。

 

7月23日に行われたこの電話会談の中で、ガニ大統領はバイデンに航空支援の強化と、10年間一度も昇給していないアフガン兵士の給与アップを懇願したが、バイデンは次のように平凡な言葉を並べただけだった:

我々は、外交的、政治的、経済的に懸命に戦い続け、あなた方の政府が生き残るだけでなく、維持され、そして成長することを確実にするつもりだ。

 

カブール陥落の約23日前である7月23日に両首脳が会談したこの時点までに、アフガニスタンの各地方における中枢地域の約半分をタリバンが支配し、アフガニスタンの情勢は急速に悪化していた。しかしこの頃、バイデンは依然として、タリバンによるアフガニスタン陥落は避けられないものではないと主張していた。

 

アフガニスタンの状況はすでに悲惨で、米軍は航空支援を撤退し始めていたにもかかわらず、バイデンは、単なる外見を繕う行為でしかない新しい「軍事戦略」を記者会見を開いて発表するようガニに働きかけ続けた。

「しかし、私が本当に考えているのは・・・あなたが気づいているかどうかはわからないが、世界中でどれだけこの作戦が負けそうだという認識があるかということだ。しかし、そうじゃない(この作戦は負けていない)。必ずしもそうではない。いずれにせよ、私があなたに考えてもらいたい結論は、(アブドゥル・ラシッド)ドスタム元副大統領から、(ハミド)カルザイ元大統領まで、そしてその中間にいる諸々の人たちを集めることだ」と彼(バイデン)は語った。

 

「彼らがそこに並んで立ち、あなたがまとめた戦略を支持すると言い、その戦略を実行する責任者として戦士、つまり軍人のカーンを配置すれば、それによって(国際社会の)認識が変わるだろうし、非常に大きな変化があると思う」。

 

このバイデンからの要求に対して、アフガニスタンはタリバンだけでなく、その背後にいる外国の支援者たちにも直面しているとガニは答えている。

我々が直面しているのは本格的な侵攻だ。それはパキスタンから全力的な計画と後方支援を受けたタリバンで構成されており、パキスタン人を中心とした少なくとも1万~1万5,000人の国際テロリストがこの中に投入されている

 

つまり、ガニ大統領は、記者会見ではタリバン勢力を倒せないとバイデンに回答した。そして、人口密集地区を守るために地方を放棄するという新しい「戦略」は、すでにタリバンが農村地域を支配していたため、真の意味で最後の手段だった。

 

この最後の電話会談から導き出せる結論はこうだ。バイデンは、アフガニスタン政府の崩壊とタリバンによる差し迫った制圧が避けられないことを明確に知っていた。しかし米軍撤退の見た目の印象を取り繕うことに気を取られ、彼は米国撤退の最終段階の計画に集中することを怠った。

 

【訳】ワオ。アメリカ合衆国大統領が外国の首脳と電話を行い、その中でその首脳に自分の代わりに嘘をつくよう頼んだ。そして言われた通りにしたら軍事支援をすると約束した。この私の理解で正しい?

BonaFidrをフォロー
error: コンテンツは保護されています。