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【動画】スペインのカナリア諸島で火山が噴火:先週から群発地震が発生【9月21日更新】

Screenshot via Twitter/@CyclistAnons

スペインのカナリア諸島にあるラ・パルマ島で、現地時間の9月19日(日曜)朝、火山が噴火した。ラ・パルマ島では先週から群発地震が頻発していた。

 

噴火の前日にあたる土曜には、地表から深さ約90メートルのところでマグニチュード3.2の地震が発生した。また、日曜の朝には、噴火前にさらに大きな揺れが感じられた後、大量の砂煙を噴出した。

 

クンブレビエハ(Cumbre Vieja)火山の位置:

 

噴火の様子を撮影した動画がネットに多数投稿されている:

 

群発地震は、9月11日にクンブレビエハ火山周辺で始まった。それ以来、この地域では6,600回以上の小さな地震が記録されている。

 

先週水曜、カナリア諸島火山研究所(Involcan)が、地震群はマグマがゆっくりと地表に上がってきているためだと考えられると発表し、噴火の可能性を初めて指摘した。

 

先週、地元当局は、火山のセンサーが「過去30年間で最高レベルのヘリウム3」を測定したと報告した。このガスは、将来の火山活動に関するマントルからのシグナル(予兆)と考えられている。

 

クンブレビエハ火山には、「噴火の規模が大きければ、メガ津波が発生する可能性がある」といった終末論的な説がまことしやかに囁かれている。20年前、スティーブン・ウォード氏がカリフォルニア大学サンタクルーズ校の地球物理学・惑星物理学研究所の研究でこの説を最初に提唱した

 

クンブレビエハ火山が最後に噴火したのは1971年。カナリア諸島で最も活発な火山の一つとされている。

 

【9月21日更新】

 

カナリア諸島からは約5000人が非難し、100棟以上の建物に被害が広がっている。

 

 

 

 

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