「武漢で本当は何が起こったのか?」【Sky Newsドキュメンタリー番組】——番組出演したトランプ前大統領は「2019年に研究所の外で遺体袋が積み上がっていたと聞いた」と証言
新型コロナウイルスの発生源についてスクープ報道を続けているオーストラリアのジャーナリストで、Sky Newsの司会を務めるシャリ・マークソン氏は、トランプ前大統領や複数の専門家にインタビューして真実に迫るドキュメンタリー番組「武漢で本当は何が起こったのか?(What Really Happened in Wuhan?)」を制作・放送した。
この約1時間の番組の中で、トランプ前大統領は、「2019年に(武漢ウイルス)研究所の外で遺体袋が積み上がっていたと聞いた」とマークソン氏のインタビューに答えている。
この番組動画はユーチューブやRumbleに投稿されている:
このドキュメンタリー番組の要旨:
▶︎ 2019年10月、チャイナの武漢で「世界軍事大会」が開催された。この時、100カ国以上の軍隊から参加した選手たちが呼吸器系のウイルスに罹患し、現在ではCOVID-19感染症と認識されている症状になったという報告が行われていたことが表面化してきた。
▶︎ 米国が行動を起こす何ヶ月も前となる2019年8月または9月に、武漢ウイルス研究所からウイルスが流出した可能性を強く示唆する証拠がある。また、米国の諜報機関は、2019年11月には武漢で問題が発生していることを把握していた。
▶︎ 武漢ウイルス研究所のオンライン・ウイルス・データベースは、2019年9月12日以降インターネット上から消えた。このデータベースに含まれていた2万2,000件のコロナウイルス・サンプルのデータが消去された。
▶︎ 同日、武漢ウイルス研究所は施設のセキュリティを強化し、空調システムを交換するための入札を行った。その1カ月後、同研究所では(携帯電話)通信のブラックアウトが発生した。
▶︎ 2019年10月に武漢ウイルス研究所で働く3人の職員がCOVID-19感染症のような症状で体調を崩した。武漢ウイルス研究所はまた2019年11月6日にコロナウイルスのPCR検査機を購入した。
▶︎ もし当局が迅速に対応していたら、「世界全体が(今の状況とは)変わっていたでしょう。それは9・11テロを未然に防ぐようなものとなっていたでしょう」と、アメリカ国務省の元COVID-19調査官であるデービッド・アッシャー氏は述べている。
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一方、米オンライン・メディアThe National Pulseのナタリー・ウィンターズ記者が、9月22日(水曜)にスクープ報道を行っている。
ハンター・バイデンが関係しているパンデミック対策グループが2017年にワシントンDCで開催した会議「健康な人々、健康なエコシステム(Healthy People, Healthy Ecosystems)」で、エコヘルス・アライアンスのピーター・ダザック代表がプレゼンテーションを行った際、米国国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長がチャイナでのコロナウイルス研究に資金を提供したことを認める発言を行っていた。ウィンターズ記者がその時の動画を入手し報じた。
この会議で行われたパネル・ディスカッション「感染症パンデミックの未来:エボラ出血熱からジカ熱、そしてその先へ」に、パネリストとしてピーター・ダザック代表、NIAIDのファウチ所長、そして米CDCのアン・シュチャット第一副所長が出席していた。
この時、ダザック代表はプレゼンテーション(以下の動画)を行い、彼がチャイナで行っているコロナウイルス研究は、ファウチ所長のNIAIDと、国務省配下の米国国際開発庁(USAID)の「新興パンデミック脅威(EPT)プログラム」からの「資金提供」を受けて実施されたと語っている。
ダザック代表はこの時、次のように語っている:
我々は、チャイナでコロナウイルスの研究を行うために、米国国際開発庁(USAID)の新興パンデミック脅威(EPT)予測プログラムと協力し、NIAIDからの資金提供を受けています。これにより、我々は次の新興感染症はどのようなものになるだろうかということを予測するという、このアイデアを試すことができました。
SARSについては誰もが耳にしたことがあると思います。SARSはハクビシンが媒介するということも知られています。実は、SARSのようなウイルスの宿主、つまりSARSコロナウイルスが生まれたウイルスの宿主はコウモリなのです。
しかし今から1年以上前の2020年6月9日、ピーター・ダザック代表は英国のガーディアン紙に以下の論説記事を掲載していた:
(Screenshot via The Guardian)
BonaFidrをフォロー【論説記事タイトルの訳】
陰謀論は無視しろ:科学者たちはCovid-19が研究室で作られたものではないことを知っている
ピーター・ダザック