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アイスランドはモデルナ社製ワクチンの使用を完全に中止:心臓の炎症リスクがある

アイスランド(Photo via Flickr)

アイスランドは、10月8日(金曜)、新型コロナウイルスに対するモデルナ社製ワクチンの使用を中止すると発表した。北欧諸国が共同で実施した研究から、このワクチンによって心臓の筋肉や組織に炎症が起こる「発生件数の上昇」が報告されたため。

 

スウェーデン、フィンランド、デンマーク、ノルウェーでは、同様の懸念からモデルナ社製ワクチンを若年層に使用することを一時中止、推奨しない、または若年層には使用しないと発表している。しかしアイスランドは、こうした北欧の近隣諸国よりもさらに進んで、モデルナ社製ワクチンの使用を完全に中止した。

 

アイスランド保健省は次のように発表している:

ここ数日、北欧諸国では、ファイザー/BioNTech社製ワクチン(Comirnaty)に加えて、モデルナ社製のワクチンを接種した後に心筋炎や心膜炎の発生率が上昇するというデータが出ている

 

アイスランドでは、・・・ファイザー社製ワクチンが十分に供給されているため、モデルナ社製ワクチンを使用しないことを疫学者は決定した。モデルナ社製ワクチンの安全性についてはさらに情報を提供していく。

(太字強調はBonaFidr)

 

アイスランド保健省によると、アイスランドでは、モデルナ社製ワクチンはほぼ例外なくジョンソン・エンド・ジョンソン社製ワクチンを接種した人へのブースターショット(追加のワクチン接種)として使用していた。また、2回接種用のワクチンを接種した人たちでも、高齢者や免疫障害を持つ人たちへはブースターショットとしてモデルナ社製ワクチンを使用していた。

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