ロバート・F・ケネディJr.氏が「大統領選出馬を考えている」と語る【ケネディvsバイデン】
JFK大統領の甥にあたるロバート・F・ケネディ(RFK)Jr.氏が、米国時間3月3日(金曜)、セントアンセルム大学で行った講演の中で、2024年大統領選に出馬することを考えていると語った。地元メディアWMUR9やFOXニュースが報じた。しかしFOX以外の米主流メディアは報じていない。
WMUR9が報じる番組動画:
(以下はこのWMUR9の動画を訳したもの)
レポーターのナレーション:ケネディの名が、望みの薄いアウトサイダーの大統領選挙キャンペーンと結びつくのは久しぶりのことです。しかし、あの頃の時代が再びやってくるかもしれません。金曜日に、セントアンセルム大学でスピーチを行っていたロバート・ケネディJr.は、2024年の大統領選への出馬を考えているかと問われ、こう答えました。
講演中のRFK Jr.:私はそれを考えています。(観衆から大きな歓声と拍手。)まず、私は最大のハードルを乗り越えました。それは、妻の許可を得るということです。
レポーターのナレーション:そして、私たちとの1対1のインタビューで、ケネディ氏は、ジョー・バイデン大統領が2期目を目指したとしても躊躇しないだろうということ、そして彼は進歩的な選挙課題を掲げて出馬するだろうと語りました。
RFK Jr.の回答:(選挙)システムの不正やアメリカの中間層に対する戦争です。
レポーターのナレーション:しかし、ある一つの問題で、ケネディ氏は民主党と歩調が合っていません。彼は長年にわたり、ワクチン抵抗運動のリーダーです。
講演中のRFK Jr.:そして、私が話をしているこれら子供たちに起きている(ワクチン)傷害の全てについて、私たちの国にとってこれ以上大きな問題はないのです。
レポーターからの質問:あなたのワクチン活動を根拠にしてあなたの意見に同意しない人、あなたに対して懐疑的な人に、何と言いますか?彼らは、それ以外のことについては全てあなたに同意するかもしれませんが、あなたがそこ(ワクチン活動)で行う計画については支持しないとしたら?
RFK Jr.の回答:私がどこでどう間違っているのか、教えてください。それについて語り合おうではありませんか。
レポーターのナレーション:もし彼が出馬すれば、RFK Jr.は悲劇的な家族のレガシーとも闘わなければいけません。彼の伯父の暗殺事件と、1968年に大統領選の選挙キャンペーン中に殺害された彼の父親の暗殺事件です。
レポーターから質問:もしあなたが選挙キャンペーンを開始した場合、ご自身の身の安全を心配する必要があるでしょうか?
RFK Jr.の回答:Oh、私は自分の安全については心配していません。
レポーター:ごもっともです。
レポーターがダレサンドロ議員へ質問:ケネディについて一つ質問をさせてください。もし彼が出馬した場合、ケネディという姓はかつてのような政治的な力をいまだ持つことになると思いますか?
ダレサンドロ州議会上院議員:ケネディという名前には気迫がある。それは間違いない。それが彼をどこまで連れて行くか?それはまた別の話です。
(番組動画の訳はここまで)
FOXニュースがこのことを速報で伝える番組動画:
ロバート・F・ケネディJr.氏を民主党から2024年の米大統領選に出馬させるためのスーパーPAC(政治活動特別委員会)を、富豪のスティーブ・カーシュ氏が設立し始めたことについては、先月、ここで紹介していた。
ロバート・F・ケネディJr.氏を2024年大統領選挙に出馬させるためのスーパーPACが始動BonaFidrをフォロー