ニュースレター登録

Loading

オールドメディアが伝えない海外のニュース

世界の成人人口の6人に1人が不妊症 WHOが報告書を発表

Photo via Flickr

世界保健機関(WHO)が4月3日(月曜)に発表した新たな報告書によると、世界の成人人口の約6人に1人が不妊症の影響を受けることが判明した。

 

WHOは公式HPで次のように発表している(太字強調はBonaFidr):

WHOが本日発表した新たな報告書によると、多くの人々が一生のうちに不妊症の影響を受けていることが明らかになった。成人人口の約17.5%(世界の約6人に1人)が不妊を経験しており、このことは、不妊治療を必要とする人々のために安価で質の高い不妊治療へのアクセスを高めることが急務であることを示している。

 

今回の新たな推計では、不妊症の有病率に地域間のばらつきがないことが示された。また、高所得国、中所得国、低所得国でも同程度の割合であり、不妊症が世界的に大きな健康課題であることを示している。生涯有病率は、高所得国で17.8%、低・中所得国で16.5%であった。

米国疾病管理予防センター(CDC)の過去の調査によると、米国では15歳~49歳までの出産経験のない女性の5人に1人が、1年間努力しても妊娠できず、不妊症とみなされている。

 

不妊症の専門家であるDr.アシマ・アフマドは、WHOが新たに発表した今回の報告書は驚きではないといい、また、不妊症の有病率は報告よりも実際には高いかもしれないと語っている

BonaFidrをフォロー

執筆者

error: コンテンツは保護されています。