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駐英・中国大使がBBCとのインタビューで激論を交わす|目隠しと手錠をされたウイグル人の集団が列車に連れ込まれる動画の説明を司会者に求められ

駐英・中国大使がBBCとのテレビ・インタビューで激論を交わす|目隠しと手錠をされたウイグル人の集団が列車に連れ込まれる動画の説明を司会者に求められて

劉暁明・駐英大使(Screenshot via BBC)

7月19日(日曜)、BBCの朝のニュース番組に出演した劉暁明(Liu Xiaoming)駐英大使は、新疆ウイグル自治区でイスラム教徒の少数民族であるウイグル人が集団で目隠しと手錠をかけられ列車に乗せられる衝撃的な動画を見せられ、司会者からこの動画は何なのかと単刀直入に質問されるという一幕があった。

ドローンを使って密かに撮影されたと見られるこの動画は、1年前もしくはそれ以前に撮影されたものと思われる。この動画が、ここ数週間で再びネット上で拡散され始め、数百万人が視聴したことで、ウイグル人が集団で共産党の「再教育施設」や拡張を続ける強制収用施設に搬送されているという疑惑に再び火をつけている。

このBBCの番組の動画(一部)を投稿したツイート:

【訳】(司会者の)マーは、チャイナで撮影された、手錠と目隠しをされ拘束された人々の動画について駐英・中国大使に説明を求めた。

アンドルー・マー・ショー(Andrew Marr Show )に出演し、劉大使は、新疆が「最も美しい場所」であると紹介した。

しかし、この衝撃的なドローン動画は、特に西側の人々にとっては第二次世界大戦中に多くのユダヤ人が家畜用の貨物列車に乗せられホロコーストの強制収用施設に連行された歴史を彷彿とさせる。番組司会者のマー氏は、劉大使に次のように迫った:

現代のチャイナで、なぜ人々がひざまずき、目隠しをされ、剃髪されて列車に乗せられているのか、私は質問してもよいでしょうか?この場所で何が起こっているのでしょうか?

この質問に対して、劉大使は次のように返事をした:

あなた方がこの動画をどこで入手したのか知らない。どのような国においても、時々、囚人を移送することはある。・・・

(でも詳細は)分からない。あなた方はこの動画をどこで入手したのですか?

この動画をツイートした投稿:

【訳】新疆からのドローン動画は、手錠をかけられた数百人にのぼるウイグル人たちが、行先不明の列車に乗せられている様子を示している。

北京(政府)によるチャイナのウイグル人少数派に対する扱いは、共産党の作戦教科書からそのままそっくりまねたものだ。

この動画はユーチューブにも投稿されている:

この動画の出所を疑う劉大使に対して、司会者のマー氏は、西側の諜報機関とオーストラリアの専門家たちがこの動画は本物であると「確認した」と語った。

これに対して、劉大使は次のようにかわしている:

いわゆる「西側の諜報機関」は、チャイナに対して誤った非難をし続けている。

彼らは100万人のウイグル人が迫害されていると言う。新疆の人口はどれくらいか、あなたは知っているだろうか?40年前、400〜500万人いたと言われるものが、現在では1100万人いる。

そして新疆の少数イスラム教徒に対して民族浄化が継続して行われているという批判に対して、劉大使は次のように答えている:

人々は我々が民族浄化を行っていると言う。しかし40年間で人口は倍増した。

これについて、司会者のマー氏はすかさず次のように切り返している:

あなた方自身の地方政府による統計データによると、ウイグル管轄区域における人口の増加率は、2015年から2018年の間に84%減少しています

これに対する劉大使の返事は次のようなものだった:

それは正しくない。私は、チャイナからの大使として公式な数字をあなたにお伝えした。これは非常に信頼できる当局の数字だ。

この2人は、英中間で行われる可能性がある制裁についても激論を交わした。劉大使は次のように英国を牽制している:

もし英国がチャイナの個人に対して制裁を加えるということまで行えば、チャイナはそれに対して確実に毅然とした対応を取るだろう。

あなた方は米中間で何が起きているか知っている。彼らはチャイナ政府関係者を制裁した。そして我々は米国の上院議員と政府関係者たちを制裁した。米中間で行われているこのような報復合戦を、私は英中関係で起きて欲しくはない。・・・

ファーウェイに起こったように英国はアメリカの言いなりに行動するのではなく、独立した独自の外交政策を持つべきだと私は思う

番組の最後に劉大使、ひいては中共政府の本音が漏れた格好だ。

■ 中共政府に媚びる米国の大手IT企業とハリウッド

一方、北京支局から国外追放になったニューヨークタイムズ紙の記者の1人が、先週、ウイグル人女性たちに対して行われている強制不妊政策について報じるAP通信の記事をツイッターに投稿した。すると、ツイッター社はこのツイートを「疑わしい」として検閲し、非表示にするという事件が発生している。

【訳】大問題:ウイグル人女性に対して行われている強制不妊について6月末に報じたAP通信の記事を、@letahongがツイートできないと言うので、私もそれをリツイートしようと試みた。ツイッターはたった今、私のツイートを拒否し、この投稿が「疑わしいものとして警告が表示された」。何が起きているんだ?

***

これが私が受け取ったツイッターからの通知。

赤い矢印が付けられた警告文:「@PekingMikeによるツイートは失敗しました:この行為は疑わしいものとして警告が表示された」。

別のツイッター・ユーザは、この検閲を引き起こしている原因と思われるコード内の「ミス」を発見したとツイートしている:

【訳】ツイッター社は、小文字の英数字を全てbech32アドレスとして捉えている正規表現(別名regex)を使っている。

@Twitterへ、以下があなた方が使う必要があるregexだ。

\bbc(0([ac-hj-np-z02-9]{39}|[ac-hj-np-z02-9]{59})|1[ac-hj-np-z02-9]{8,87})\b

しかしツイッター社は、なぜこのAP通信の記事が同社プラットフォーム上で非表示となるよう検閲されているかについてコメントを発表していない。

さらにこれと同じ日、米司法省のウィリアム・バー長官は、ジェラルド・R・フォード大統領博物館でスピーチを行った。その中で、シリコンバレーの大手IT企業やハリウッドの映画産業が、アメリカ文化に対する影響力を増大させようとする中共政府を支援しており、むしろ中共政府と共謀していると警告している。

バー司法長官は、ハリウッドがあまりに積極的にチャイナ政府に媚びており、チャイナで公開される映画を検閲するだけでなく、米国で公開される映画ですらチャイナの意向に従って検閲を行っていると批判した。

多くのハリウッド映画は、「中共政府を満足させるために変更」されており、多くの脚本が自己検閲を受けて日の目を見ることがなくなっており、これは「大規模なプロパガンダ・クーデターだ」とバー司法長官は語った。

その一つの例として、バー司法長官は映画『ワールド・ウォーZ』について言及している。この映画には、主人公たちがウイルスの発生源はチャイナなのではないかと疑うシーンが含まれていたと報じられている。しかしそのシーンは削除された。このような検閲はますます一般化しているとバー司法長官は語っている:

ウォルト・ディズニーは、彼が創設した会社が現在、外国の独裁国家とビジネス取引をしているのを見て落胆するだろうと私は思う。

バー司法長官は、グーグル、フェースブック、ツイッターなどのアメリカの大手IT企業もまた中共政府の命令に従っていると非難した:

中華人民共和国に譲歩することは、短期的な(緊張の)軽減にはなるかもしれない・・・しかし最終的に、中華人民共和国の目標はあなた方(米国の大手IT企業)に取って代ることだ。

バー司法長官が行ったこのスピーチはここで視聴することができる:

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