【写真】ナッシュビル爆破事件のアンソニー・ワーナー容疑者の写真を公開。FBIは同犯人が爆発で死亡と発表——しかしわずか2日間で「スピード解決」した事件の真相は闇の中?
CBSニュースが、ナッシュビル爆破事件の自爆犯とされるアンソニー・Q・ワーナー容疑者(63歳)の写真を入手し公開した。
CBS News has obtained a photo of Nashville bombing suspect Anthony Warner. He is believed to be dead, according to authorities, killed in the bomb blast that he’s suspected of causing. https://t.co/CKoYSaqEB2 pic.twitter.com/2neVO81S8q
— David Begnaud (@DavidBegnaud) December 28, 2020
【訳】CBSニュースは、ナッシュビル爆破事件の容疑者、アンソニー・ワーナーの写真を入手した。当局によると、彼は自身が引き起こしたと疑われる爆弾の破裂により、死亡したと考えられる。
大手主流メディアであるABCニュースのジョッシュ・マルゴリン記者は、複数の法執行機関内部にいる人からの話として、アンソニー・ワーナー容疑者は5Gネットワークに偏執的な被害妄想を抱いており、エイリアンを信じていたと伝えている。
また、アンソニー・ワーナーが自宅を0ドルで譲渡していたと報じられている、ロサンゼルス在住のミシェル・スゥイングさんの顔写真を、英国のサンが掲載している。
爆発の被害を受けたAT&Tは、12月27日(日曜)夜、声明を発表し、ナッシュビルにある同社ビルが「重大な損壊」を被ったと語った。その結果、ナッシュビルの都心部、テネシー州、ケンタッキー州、そしてアラバマ州で数万人の顧客に通信障害が起きたと発表した。
通信障害検知サイトによると、現地時間の日曜夜の時点でも、AT&Tの通信サービスは、テネシー州ナッシュビルを中心に複数の周辺州で障害が継続して発生している。
そして日曜夜、ナッシュビル市警は記者会見を開き、テネシー州住民のアンソニー・クイン・ワーナー容疑者が、今回の爆発を引き起こした犯人であることを確認したと発表した。また、クリスマス当日朝に発生したこの爆発で、彼は死亡したとも発表した。
BREAKING: Law enforcement is now announcing that Anthony Warner, 63, of Bakertown Rd, is the man believed responsible for Friday's explosion. He perished in the blast. No one else is presently believed to have been involved. Thank you to our federal & state partners. pic.twitter.com/PwMa1MwHvd
— Metro Nashville PD (@MNPDNashville) December 27, 2020
【訳】速報:警察当局は、たった今、ベイカータウン通り在住のアンソニー・ワーナー(63歳)が金曜の爆発を引き起こした犯人であると考えられると発表している。彼は爆発で死亡した。現時点で、他に関与している人物はいないと考えられる。連邦政府および州政府の連携機関に感謝する。
当局による記者会見の動画:
https://twitter.com/Breaking911/status/1343319947016073216
【訳】速報:連邦検事の発言:「アンソニー・ワーナーという名前の個人が、(ナッシュビルの)爆破犯である。彼は爆発が起きた時、現場にいた。彼は爆破で死亡した」。
警察当局は、爆発現場で見つかった人体の一部を暫定検査したところ、ワーナーと一致したと語っていた。そして日曜、FBIとテネシー州捜査局(TBI)の捜査員たちが爆発現場近くで見つかった遺留物からのDNAサンプルを調べたところ、ワーナーが使っていた自動車の中で見つかった彼のDNAと一致したと改めて発表された。
当局による正式発表では、今回の爆破事件は、自爆したワーナーによる単独犯という結論を導いているようだ。しかし彼の動機については明らかにされておらず、現在も捜査中と報じられている。使われた爆発物の種類についても捜査中であると警察は発表している。ワーナーが過去に政府機関の要注意人物に浮上したことはないとFBIは語った。
一方で、事件当日朝、銃が連射される音を2回にわたって聞いたという住人たちの証言がある。しかし警察当局はこの銃撃については説明を行っていない。さらに、ワーナーの自宅で何が発見されたかについて、警察は依然として口を固く閉ざしたままであり、謎は深まっているとUSA Todayは報じている。
■ 標的にされたAT&Tビル
さらに、今回、標的にされたAT&Tビルは、鋼鉄で壁が補強されたNSA(国家安全保障局)関連施設によく見られるビルであることが判明したと報じられている:
NSA(国家安全保障局)は、高くそびえる窓のない高層ビルや、地震や核攻撃にすら耐えられるよう作られた要塞のようなコンクリートの建造物を利用する。毎日何千人もの人たちがそのそばを通り過ぎるが、この建物を二度見する人はほとんどいない。なぜなら、こうした建物が持っている機能については、一般に知られていないからだ。これら建物は、世界最大の電気通信ネットワークの一つにとって欠くことができない一部である——そしてこれら建物は、議論を呼んでいるNSAの監視プログラム(*)とも関連している。
アトランタ、シカゴ、ダラス、ロサンゼルス、ニューヨーク市、サンフランシスコ、シアトル、そしてワシントンDC。これら各都市にあるAT&Tの施設には、全米そして全世界でやりとりされている膨大な量のインターネット通信をトランスポートしているネットワーク機器が設置されていることを、ザ・インターセプトが特定している。証拠の山——NSAの機密文書、公的記録、数人の元AT&T社員へのインタビュー等——は、こうした施設建物が、NSAの監視プログラムにとって中心的役割を果たしていることを示している。NSAの監視プログラムは、アメリカ全土で、数十億件ものeメール、通話、そしてオンライン・チャットを何年間にもわたってモニタリングしている。
このNSAによる監視プログラムは、すでに多くが報じられている。しかし、このスパイ行為を可能にしている物理的インフラ施設については、その詳細はほとんど公開されていない。
(*エドワード・スノーデンが暴露したことで広く知られるようになった。)
(Photos via Right Journalism)
この記事のコメント欄には、次のような読者の意見が投稿されている:
BonaFidrをフォローFBIはハンター・バイデンのラップトップを1年間も持っていたのに何もしなかった。だけど、FBIはこの犯罪を2日間で解決した。俺に言わせるとこんなの嘘っぱちだね。