ペンシルバニア州の連邦検事トップが辞任を発表——同州で捨てられていた郵便投票用紙について捜査を開始すると発表していた人物
ペンシルバニア州中部地区の連邦検事トップを務めるデービッド・フリード氏が、2021年1月1日の深夜をもって司法省を辞任することを12月29日(火曜)に発表した。
フリード連邦検事は、今年9月21日、軍関係者が送付した郵便投票用紙9通が開封され、ペンシルバニア州ルザーン郡のゴミ収集箱に不適切に捨てられていた事件について、捜査を開始すると発表していた。この9通の郵便票のうち、7通はトランプ大統領に投じられた票であったことが判明している。
ルザーン郡政府でマネージャーを務めるデービッド・ペドリ氏は、独立請負業者の人物が、この捨てられていた郵便投票用紙について責任があることを発見したと10月に語っていた。これをTimes Leaderが報じている。この請負業者の氏名は公開されていないが、9月中旬に3日間だけ雇用関係にあったとペドリ氏は語っている。
今回辞任することを発表したデービッド・フリード連邦検事は、トランプ大統領によって2017年9月にペンシルバニア州中部地区の連邦検事に指名されていた。辞任を発表する声明の中で、次のように感謝の言葉を記している:
過去3年間、ペンシルバニア州中部地区で、私は非常に優れた技能を持つ検事やスタッフたちと一緒に仕事をするという大きな幸運に恵まれた。この(連邦検事)事務所は、経験を積み献身的な指導層や職員たちを備えた恵まれた場所である。彼らは、同胞である彼らの市民たちの利益となるよう、協力して働くことの重要性を真に理解している。
過去3年間、何にも増して、この連邦検事事務所が達成した偉大なる業績についてお伝えする努力を私はしてきた。公式発表は私の言葉であるが、達成された偉業は彼らのものである。
不正選挙疑惑について捜査を行う(または捜査を行わない)連邦検察官や司法長官の辞職が続いている。
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