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連邦判事がルイ・ゴーマート議員らの起こした訴訟を却下——ペンス副大統領を相手取り起こしていた「選挙人団訴訟」

連邦判事がルイ・ゴーマート議員らの起こした訴訟を却下——ペンス副大統領を相手取り起こしていた「選挙人団訴訟」

ルイ・ゴーマート下院議員(Photo via Flickr)

ルイ・ゴーマート下院議員(テキサス州選出・共和党)たちがペンス副大統領を相手取り起こしていた訴訟は、1月1日(金曜)夜、テキサス州東部地区のジェレミー・カーノドル地方裁判所判事によって却下された。同判事は、トランプ大統領に任命された判事。

 

マイク・ペンス副大統領が、ジョー・バイデン候補による選挙の勝利結果を覆すための唯一の権限を持っていることを確認するために同訴訟は起こされていた。却下の理由は、原告であるルイ・ゴーマート下院議員および11人のアリゾナ州議会の共和党議員たちに、訴えを起こすための「当事者適格(standing)」が欠如しているため。これら11人のアリゾナ州議会議員たちは、不正選挙が行われていなければ、トランプ票を投じる選挙人に指名されるはずだった。

 

左派メディアPOLITICOの議会担当レポーター、カイル・チェネイ氏がツイートで速報を流している:

【訳】速報:テキサス州判事が、ゴーマートの訴訟を却下した。

 

【訳】ゴーマート(議員)とアリゾナ州の選挙人らは、訴えを起こすための当事者適格が欠如していると、トランプが指名した判事が判決。

 

【訳】重要:これはゴーマートにとっては後退だが、完全に致命的なものではない。ゴーマートは、不服申し立ての時間を得るために、1月4日までの判決を要請していた。そして今、彼は、カーノドル(判事)が納得しなかったことを控訴裁判所に納得させるために一握りの日数が与えられている。

 

【訳】これ(今回の判決)が明らかにしていないことが一つある:ペンスは、1月6日における彼自身の権限について、どのような見解を持っているかについて一切示していない。一抹の不安すらある一つの理由は、ペンスが、この日における彼の権力についていかなる極端な見解をいまだに排除していないということ、そして代替となる選挙人候補(*)を取り入れるという考えをいまだ排除していないということである。

(*不正が行われたとされる激戦州で、共和党の州議会議員たちが送付したトランプ大統領に投じる選挙人票のこと。)

 

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