トランプ前大統領への新たな「魔女狩り」計画が進行中——元顧問弁護士マイケル・コーエン氏がマンハッタン地区検事を7度訪問し「トランプにとって良いニュースではない」とツイート
トランプ前大統領の個人的な顧問弁護士を務めていたマイケル・コーエン氏が、3月13日(土曜)自身のツイッターを更新し、彼がマンハッタン地区検事を繰り返し訪問していることを明らかにした。そしてそのことが「トランプにとって良いニュースではない」と投稿した。このツイートとその背景情報を、英国のDaily Mailが3月14日に報じている。
以下がコーエン氏が投稿したツイート:
New report on @MichaelCohen212 repeat visits with @ManhattanDA is 'not good news for #Trump': ex-US Attorney – @RawStory – @MSNBC @AliVelshi @JoyceWhiteVance @JohnWDean https://t.co/9oDUD27YqX
— Michael Cohen (@MichaelCohen212) March 13, 2021
【訳】マイケル・コーエン(@MichaelCohen211)がマンハッタン地区検事(@ManhattanDA)を繰り返し訪問していることに関する新たな報道は、「#トランプにとって良いニュースではない」:元連邦検事 ― @RawStory ― @MSNBC @AliVelshi @JoyceWhiteVance @JohnWDean
マイケル・コーエン氏は、「フィクサー」としてトランプ・オーガニゼーションの様々な問題処理に関わったとされる。しかしトランプ大統領に対する1回目の弾劾裁判が行われた昨年2月、コーエン氏は元雇用主であるトランプ氏にとって不利な証言を連邦議会で行っている。
2019年2月27日、コーエン氏が議会証言をする動画:
そして今年3月13日に投稿した冒頭のツイートで、コーエン氏は、「トランプにとって良いニュースではない」という元連邦検事のジョイス・ヴァンス氏のコメントを引用し、さらに彼女が極左メディアMSNBCに語った内容を報じる記事へのURLを添付している。この記事は、ジョイス・ヴァンス元連邦検事による以下の発言を紹介している:
彼(コーエン)は・・・犯罪行為である可能性があるビジネス取引を彼ら(検察)が理解するのを助けることができる。・・・
彼がそこ(マンハッタン地区検事)を7度も訪問しているという事実、そして8度目の訪問が予定されていると噂されている事実は、トランプにとって良いニュースではない。
マイケル・コーエン氏は、トランプ・オーガニゼーションによる金融犯罪の疑いをめぐる大規模な捜査において、検察官たちと7度の面談を行ったと報じられている。元フィクサーであるコーエン氏は、この捜査で重要証人とみなされている。
しかし保守系メディアやトランプ支持者は、また新たな魔女狩りだと批判している。マンハッタン、特にウォール街を管轄するニューヨーク州南部地区の連邦検察は、ディープ・ステート(つまりウォール街の金融機関)を管轄しており、この地域を「世界で最も無法地帯に近い存在」にしている腐敗組織とされる。実際、ニューヨーク州の連邦検察は、所轄で発生したハンター・バイデンが関与する犯罪事件をまともに捜査せず、またクリントン財団の収賄疑惑についても一切まともな捜査を行っていない。そのため、ジョン・ダーラム特別検察官が、クリントン財団の収賄疑惑についてFBI(司法省)がいかに捜査したか、独立捜査を進めている。
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