新型コロナワクチン接種を受けた若年成人18人に心臓疾患の副反応——その一方で新型コロナで入院した小児の数は最低でも40%過剰にカウントされていた=研究結果
米コネチカット州で少なくとも18人の若年成人に、新型コロナワクチンの接種を受けた後に心臓疾患の症状が発生したと、同州の保健所長代理であるギフォード医師が5月24日(月曜)の定例記者会見で語った。NBC系列の地元テレビ局NBC CTが報じた。
1人を除く全員がすでに退院したとギフォード医師は語っている:
私たちに報告が行われたこれらケースの全員が入院した。その大多数は数日間だけだった。
私たちが把握している1人はまだ入院している。残る17人はすでに帰宅しており、彼らは元気だ。
米CDCは、ティーン世代(13歳〜19歳)や若年成人の間で、少数ではあるが新型コロナワクチンの接種後に心臓疾患の問題が報告されていると語っている。CDCの安全委員会は、若年層に「心筋炎」という心臓に異常をきたす症例が「比較的少数」現れたことを受けて、先週、医師に注意を促す勧告を発表した。
アメリカの衛生当局者たちは、報告された心臓疾患の事例は軽い症状のようだと語り、またファイザー社とモデルナ社の2度目のワクチンを接種してから4日以内に発生するのが典型的なパターンだと語っている。
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一方、カリフォルニア州では、新型コロナが原因で入院した小児の数が極端に過剰報告されていたと結論づける2本の論文が、5月19日(水曜)に発表された。New Yorkマガジンが同日付けでこれらの論文を紹介する記事を掲載した。
医学誌Hospital Pediatricsに掲載されたこれら2本の論文は、新型コロナ(COVID-19)が原因で入院したと報告された小児の数は、少なくとも40%も過剰に集計されていたことを発見している。この調査結果は、「全米の数字にも影響を与える可能性がある」とNYマガジン誌は指摘している。
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