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「新型鳥インフルエンザがチャイナで発生すればFDAの承認を得ずにmRNAワクチンを一般大衆に強制接種させることができる」:ファウチ所長や米保健当局者らが2019年のサミットで議論する動画が見つかる——同じく疑惑の渦中にあるNIHのコリンズ所長は年内に辞任すると突然の発表

2019年10月にワシントンDCで開催されたサミットの様子(Screenshot via C-SPAN)

米シンクタンクのミルケン研究所(Milken Institute)が2019年10月にワシントンDCで開催したサミットで、アンソニー・ファウチ所長や、米保健社会福祉省(HHS)の高官、その他の医療専門家たちが、「世界共通インフルエンザ・ワクチン」の接種をいかに強制させるかについて議論している動画が見つかった。保守系ネット番組Infowarsが10月4日(月曜)に配信した番組内で紹介した。

 

ミルケン研究所が開催したこのサミットは、政治専門チャンネルのC-SPANが約1時間にわたって放送した。この番組動画の中で、特に新型コロナ・パンデミックの発生とそれに伴うmRNAワクチンの開発、そしてその強制接種という一連の流れを、すでに2年前に議論している重要な3ヶ所を抜粋してInfowarsは紹介している。

 

1ヶ所目の動画では、「ニューヨーカー」誌のジャーナリストで、スタンフォード大学バイオエンジニアリング学科の非常勤教授でもあるマイケル・スペクター氏、国立アレルギー感染病研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長、保健社会福祉省(HHS)配下のアメリカ生物医学先端研究開発局(BARDA)のリック・ブライト所長が登場している。

 

この動画では、チャイナで新型の鳥インフルエンザ・ウイルスが発生すれば、10年はかかるFDAの承認プロセスを回避してmRNAワクチンを一般大衆に強制させることができると彼らは語っている。

 

1ヶ所目の動画:

 

以下も同じ動画:

 

【訳】

マイケル・スペクター:我々は、今の(ワクチン承認)制度を粉々に破壊してはどうでしょうか?もちろん、我々は今ある制度の流れを単に止めてしまうことはできません。我々は今の制度を粉々に破壊して、まだ誰にも投与されていない新しいワクチンを世界中の人々に投与しましょう、と言うことはできません。しかし、何らかの方法があるはずです。我々は、1947年に行われていたように、主に卵でワクチンを製造する方法を(いまだに)行っています。

 

ファウチ:実証済みの卵を使った製造から移行するためには・・・ちなみに卵を使った製造は有益な結果が得られることがわかっています。つまり、これ(卵)を使って、私たちはこれまでうまくやってきました。しかしそれよりもっと優れたものがあるはずです。(従来のワクチン開発では)それ(開発中のワクチン)がうまく機能することを証明しなければならず、それから、第1相、第2相、第3相のすべての臨床試験を経て、そしてこの特定の製品が数年間にわたって有効であることを証明しなければなりません。(そのワクチンが)完璧に機能するとしても、それだけでも10年はかかるでしょう。

 

ブライト完全な壊滅を招く『刺激的な存在』、官僚的な制約やプロセスにとらわれない『刺激的な存在』というものが必要であり、もしくはそうした存在が緊急に求められているのかもしれません。

 

ファウチ:ですので、私たちは世界がインフルエンザをどのように認識しているかという問題を抱えています。そして、それ(認識)を変えることは非常に困難となっており、それを変えるには内側からでないと難しいと思います。例えば、あなた方の認識がどうであるかなど関係ない、我々はその問題を破壊的で反復的な方法で対処する、といった具合です。そのためにはその両方が必要ですから。

 

ブライト:いずれにしても、チャイナのどこかで新型の鳥インフルエンザが発生すると考えるのは奇抜なことではないと思います。そこからRNAの配列を入手して… 地元ではなくても数ある地域センターに送ることができます。将来的にいつかはあなたの自宅にも送ることができ、そのワクチンを自己投与用のパッチに印刷することもできるようになるでしょう。

 

このサミットで行われた議論について、Medical Kidnapは次のように指摘している:

要するに、このパネルディスカッションでは、世界共通のインフルエンザ・ワクチンの必要性を彼らが感じていることに焦点が当てられていたが、彼らは、従来のワクチン製造方法では彼らの目的を達成できないことを認めていた。そして、新しいmRNAワクチンを導入して世間一般の人々でその試験を行うには、多くの人が死ぬような何らかの世界的な出来事が必要であることを彼らは認めていた

 

毎年恒例のインフルエンザ・ウイルスは、人々に世界共通のワクチンを接種するよう納得させるだけの恐ろしい出来事を作り出せない、というのが全員の共通認識だった。そして、このサミットから約2年後の今日、私たちが知っているように、導入されたその「恐ろしいウイルス」とは、COVID-19のSARSウイルスだったのだ。

 

ここにきて、2020~21年のインフルエンザ・シーズンに、なぜインフルエンザが忽然と”消滅”したのか、その理由を我々は知る・・・

 

ミルケン研究所が開催したこのサミットの全動画(約53分)は、ここで視聴することができる。

 

* * *

 

一方、新たに公開されたアンソニー・ファウチ所長のeメールから、同所長が国立衛生研究所(NIH)を通して資金提供した米国の研究所が、武漢ウイルス研究所の研究者たちを育成していたことが明らかになっている。The National Pulseが10月2日(土曜)にスクープ報道した。

 

テキサス大学内にあるガルベストン国立研究所と武漢ウイルス研究所との間にパートナー関係があった。ガルベストン国立研究所のジェームズ・ルダック所長とファウチ所長が2017年にやりとりしたeメールが、両研究所のパートナー関係を裏受けているとThe National Pulseは伝えている:

端的に言うと、ファウチ所長が国立アレルギー感染病研究所(NIAID)通じてガルベストン国立研究所に提供した資金が、チャイナのBSL4研究所(武漢ウイルス研究所)のスタッフのトレーニングに直接使われていたことをこのメールは示している。

 

ファウチ所長はこれまで、武漢ウイルス研究所で行われたコロナウイルスの機能獲得研究について、資金面でも人材面でも一切の関与を否定していた。

 

そして10月5日(火曜)、国立衛生研究所(NIH)のフランシス・コリンズ所長が、年内に辞任すると突然発表した保守系メディアは、武漢ウイルス研究所での機能獲得研究に米国連邦政府の資金が提供されていたことについて、コリンズ所長が「真実ではない」発言をしたことが文書で暴露されてからわずか数週間後のことと報じている

 

NIHのフランシス・コリンズ所長(中央)

(Photo via Flickr)

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