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EUは米国からの渡航制限を延長する一方で、チャイナからの渡航制限を解除へ

EUは米国からの渡航制限を延長する一方で、チャイナからの渡航制限を解除

EU本部ビル(Photo via Pixabay)

 

欧州連合(EU)の政府関係者らは、6月30日(火曜)朝、米国在住者のEUへの渡航制限を延長する予定であることを認めた。この情報は数週間前にすでにリークされており噂になっていた。

 

この決定の中で、EUは7月1日からチャイナ在住者によるEUへの渡航制限を解除する予定であることも明らかにした。ただし、北京政府がEU市民に対しても同様の渡航制限の解除を認めること(互恵関係)をその条件としている。

 

このEU当局による決定は、加盟国に対して拘束力はない。過去2週間における在住者10万人あたりの平均感染者数が、EU域内と同レベルもしくはそれ以下であり、なおかつ新規感染者数が減少傾向にある国からのみEU域内への渡航を許可することをEUは勧告しているとブルームバーグは報じている。

 

チャイナの他に、EUは7月1日時点で以下の国々からの渡航を許可する予定:

 

  • アルジェリア
  • オーストラリア
  • カナダ
  • ジョージア
  • 日本
  • モンテネグロ
  • モロッコ
  • ニュージーランド
  • ルワンダ
  • セルビア
  • 大韓民国
  • タイ
  • チュニジア
  • ウルグアイ

 

この決定は2週間後に見直される予定。

 

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