グローバリスト集団のダボス会議が世界秩序を「リセット」しようとしている|豪テレビ局が触れてはいけないテーマを放送
今週、オーストラリアのテレビ局Sky News Australiaの司会者で、オーストラリアの元上院議員でもあるコーリー・バーナーディ氏は、新型コロナに関する問題提起を行い、現在のヒステリックな都市封鎖政策にはグローバリストと呼ばれる世界のエリート層が推進する思惑が隠されていると非難した。これまで西側の大手メディアが、世界のエリート層の集まりであるダボス会議について批判する内容を放送することはほとんどない。
2020年3月に都市封鎖(ロックダウン)が開始されて以降、政府は数千万人の国民が死亡するかもしれないという想定に基づいて、自主的に自国の経済を崩壊させ、社会やコミュニティーを破壊してきた。しかしその論理的根拠に疑問を投げかける人たちは(少なくともロックダウンの当初は)ほとんどいなかった。
しかし、バーナーディ氏は、新型コロナ・パンデミックによって引き起こされている社会的ヒステリー状態が、ダボスで開かれる世界経済フォーラムで話し合われたグローバリストたちの思惑を推進するための「トロイの木馬」として利用されていると考えている。その思惑は、「偉大なるリセット(The Great Reset)」と呼ばれており、「社会的そして経済的な変化」をもたらすべく、ビリオネアーであるエリート層によって設計・考案されたものである。
Sky News Australiaの番組の中でバーナーディ氏は次のように語っている:
「現在も進行中のパンデミックに対するパニック状態は、どこか普通ではない。
現在では、医療の専門家たちがロックダウンに効果がないと認めている・・・
心の目を開いて別の思惑が進行中なのではないかと考えなければ、これらは全く辻褄が合わない」。
世界経済フォーラムの創設者であり議長でもあるクラウス・シュワブ氏が次のように発言している資料動画もこの番組内で放送された:
「COVID-19の感染者数をみると、我々の旧い制度が、21世紀にはもはや適していないことを示している。このことは、社会的結合、公平性、一体性、そして平等性が根本から欠落していることを露わにした。・・・
現在こそ、このウイルスと戦う時であるだけでなく・・・ポストコロナの時代のために・・・(新たな)制度を形成する歴史的瞬間である」。
これに対して、バーナーディ氏は次のように語っている:
「COVID-19は、気候変動の恐怖を煽ってきた活動家たち、(温暖化問題で)暴利を貪ってきた人たち、そして大きな政府が何年にもわたって推進してきた「グリーン・ニューディール」政策を先導するための新たな口実であることを(シュワブ氏は)認めている。
考えてみて欲しい。COVID-19への世界の対応は、グリーン・ソーシャリスト(環境保護主義を掲げる社会主義者)にとってパラダイスだ」。
バーナーディ氏は、各国の政府が連携して経済を停止する政策を行なっていることで、燃料消費量や海外旅行者数が激減しており、数多の航空会社や旅行会社がすでに倒産している事実を列挙している。
さらに、政府は人権そして移動や集会の自由を永久に奪うために「パンデミック」を利用していると語っている:
「なぜオーストラリア緑の党が過去数ヶ月間これほど静かなのか、その理由を考えてみただろうか?・・・なぜなら、彼らの政策目標が実現しているからではないのか?
何十年にもわたって気候変動という嘘とプロパガンダを広めてきた社会主義者たちは、経済を崩壊させるための彼らの最新兵器として、メディアが誘発した公衆衛生ヒステリーを利用している」。
世界的パンデミックという緊急事態が起きているという幻想——それを作り出すことの最終目標は、グリーン・ニューディール政策を迅速に導入することだとバーナーディ氏は主張している。そうすることで、世界のビリオネアーたちは、現在ある資本主義制度を新たな「グリーン・エコノミー」へと構造変革しようと目論んでおり、それにより平等と「公平な温暖化対策」が実現されると約束している。
バーナーディ氏はまた、詐欺的に過剰なレベルで新型コロナによる死者数の予想モデルを構築した科学者や研究機関の多くが、将来気候変動が起きると主張する、「気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change: IPCC)」のコンピュータ予想モデルにも関わっているという事実を指摘している。
世界は「死の流行病」の真っ只中にあり公衆衛生の危機に直面していると誇張報道することで、特定の政府や大手メディアが煽っている集団パニック——その背後に実際はなにが隠されているかを、バーナーディ氏は以下の番組の中で説明している。
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