ジョージア州のラッフェンスパーガー州務長官、フルトン郡の選管責任者らの解任を要求——監査で不正選挙の証拠が見つかったとの報告を受けて
ジョージア州のブラッド・ラッフェンスパーガー州務長官は、アトランタがある同州最大のフルトン郡で不正選挙が行われたとの報告を受け、7月15日(木曜)、同郡の選挙管理ディレクターのリック・バロン氏と、有権者登録担当ディレクターのラルフ・ジョーンズ氏を直ちに解任するよう求めた。
ラッフェンスパーガー州務長官は以下のツイートを投稿した:
Fulton County’s continued failures have gone on long enough with no accountability. Rick Barron and Ralph Jones, Fulton’s registration chief, must be fired and removed from Fulton’s elections leadership immediately. Fulton’s voters and the people of Georgia deserve better.
— GA Secretary of State Brad Raffensperger (@GaSecofState) July 15, 2021
【訳】フルトン郡による失敗の連続は、説明責任が果たされないままあまりに長く続いている。リック・バロンとフルトン郡の有権者登録担当責任者であるラルフ・ジョーンズは、フルトン郡の選管責任者の地位から直ちに解任されなければいけない。フルトン郡の有権者とジョージア州の人々は、もっといい選管を持つに値する。
ラッフェンスパーガー州務長官(共和党)は、大統領選直後からトランプ大統領(当時)とあからさまに対立する姿勢を示し、ジョージア州で不正選挙などなかったと全国放送の報道番組「60ミニッツ」とのインタビューで宣言していた。そんなアンチ・トランプのラッフェンスパーガー州務長官も、先週、フルトン郡で少なくとも200枚近い不在者票が二重に集計されていたことを示す投票用紙のスキャン画像が公開されたことを受けて、ついに掌を返し不正選挙が行われたことを認めた格好となっている。
投票用紙のスキャン画像2枚を比較し、マークシートの塗り潰しミスや筆跡が全く同じものが2度スキャンされていたことを説明する動画:
BREAKING!🚨🚨🚨
— Heather Mullins (@TalkMullins) July 13, 2021
FULTON COUNTY, GA: @VoterGa presents evidence of duplicate scanned batches uncovered from ballot images obtained from lawsuit. Identical markings/writing prove ballots counted multiple times, compromising official certified election results! @RealAmVoice pic.twitter.com/yPVQ01AtEL
【訳】速報!ジョージア州の投票システム導入マネージャー@GabrielSterlingがツイートした内容とは異なり、ジョージア州フルトン郡ではバッチ(票の束)が何度もスキャンされたことを証拠が示している。@GAballotsが目に見える証拠を説明しています。必見!@RealAmVoice
フルトン郡で行われた不正選挙の責任追及を行うラッフェンスパーガー州務長官であるが、彼は昨年11月の時点で、フルトン郡が発注した監視報告書が「大規模な」不正選挙を指摘していたことを知っていた。この監視報告書が州務長官室に提出された後もなお、ラッフェンスパーガー州務長官は全国放送の「60ミニッツ」に出演し、「我々は安全で、安心で、誠実な選挙を行った」と宣言していた。調査報道を行うジャーナリストとして全米1の呼び声も高いジョン・ソロモン氏は、「彼は嘘をついた」と断言している。
また、今年1月、ラッフェンスパーガー州務長官ら政府職員は判事の保全命令を破り、保管されている投票用紙を改竄していたとの報道もある。
果たして、ジョージア州で行われた不正選挙の責任追及はラッフェンスパーガー州務長官やケンプ知事にまで及ぶだろうか?
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