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ミリー将軍、人民解放軍の将軍に電話したことを認める声明を発表——たとえこれが真実でもジョー・バイデンはミリー将軍に完全な信頼を置いている=報道官発表

ミリー将軍、人民解放軍に電話したことを認める声明を発表ーーたとえこれが真実でもジョー・バイデンはミリー将軍を支持する=報道官発表

9月15日に掲載されたミリー将軍の風刺画(Image courtesy of Townhall Media ©️2021)

マーク・ミリー統合参謀本部議長が、昨年10月30日と今年1月8日に、人民解放軍のカウンターパートに秘密の電話をかけていたと報じられたことについて、ミリー将軍は9月15日(水曜)、これらの電話会談を行ったことを認める声明を報道官を通じて発表した。

 

以下は統幕事務局報道官の声明を翻訳したもの:

 

統幕事務局報道官の声明:世界の国防長官との統合参謀本部議長の対話

米軍統合参謀本部議長室 広報担当

 

2021年9月15日

 

ワシントン ー 以下の声明は、統幕事務局報道官のデイブ・バトラー大佐によるものである:

 

「統合参謀本部議長は、チャイナやロシアを含む世界中の国防長官と定期的に対話している。これらの会話は、米国の国家安全保障上の利益についての相互理解を深め、緊張を緩和し、明確な情報を提供し、意図しない結果や紛争を回避するために不可欠である。

 

10月と1月に行われたチャイナ及び他との電話会談は、戦略的安定性を維持するために安心感を伝えるという、これらの任務と責任に沿ったものだった。報道されたものも含め、議長から彼のカウンターパートへのすべての電話は、国防総省や省庁と連携し、調整され、意思疎通されている。

 

また、大統領と国防長官の上級軍事顧問としての責任を果たすために、ミリー将軍は、すべてのリーダーが現在の問題を認識できるように、各軍の制服組リーダーとのミーティングを頻繁に行っている。 核兵器のプロトコルに関する会議は、この議題に関するメディアの報道を受けて、国防総省の制服組のリーダーたちに、長年にわたって確立されてきた強固な手順を再確認するために行われた。

 

ミリー将軍は、軍の文民統制という、法によって認められた伝統と憲法への誓いに基づき、自らの権限の範囲内で行動し、助言し続けていく」。

 

そしてホワイトハウスのジェン・サキ報道官は、この日行われた定例記者会見で記者団に対し、ジョー・バイデンはミリー将軍を支持すると発表した

大統領は、彼(ミリー将軍)が愛国者であると信じており、憲法への忠誠心は疑う余地がなく、彼に完全な信頼を置いている」と、ワシントンでの記者会見でサキは語った。

 

サキは、通話が行われたとされる時期の文脈が重要だと主張し、1月6日を言及しながらトランプが「暴動を煽った」と非難し、さらに米連邦議会議事堂への侵入事件を受けて「彼の国家安全保障チームの多くのメンバーについて幅広い懸念があった」と主張した。

 

「非合法な軍事行動を防ぐために憲法上の命令に従うことは、すべての統合参謀本部議長の義務である」とも彼女は述べた。

 

* * *

 

一方、トランプ大統領(当時)がウクライナ大統領と行った電話会談の内容をリークし、大統領に対する弾劾裁判で証言を行った退役陸軍中将アレクサンダー・ヴィンドマン氏は、ミリー将軍は辞任しなければならないと前日の14日(火曜)にツイートしている。保守派からは、「裏切り者が裏切り者を非難している」という皮肉メッセージが寄せられている。

【訳】もしこれ(報道)が本当なら、ミリー将軍は辞任しなければならない。彼は文民の権限を簒奪し、指揮系統を破り、軍に対する文民統制という神聖な原則に違反した。これは非常に危険な前例となる。あなたは、これから簡単に逃れることはできない。#正しいことを正しい方法で行え

 

ミリー将軍の過去の発言も掘り起こされている:

【訳】我々は、ミリーが誰のために働いているのかを尋ねる必要がある。

 

(引用ツイート)

国家安全保障サミットで、チャイナは「敵ではない」と怒鳴るマーク・ミリー将軍(2015年)

 

【訳】将軍は個人的な外交政策を持つことはできない。以上。ウッドワードの話が本当なら、ミリーは今日中に辞職してCNNとの(コメンテーター)契約にサインすべきだ。

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