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アンソニー・ファウチは米軍の生物兵器開発を担当、ピーター・ダザックはCIAの工作員——新型コロナウイルスの起源調査委員会を主導するジェフリー・サックス教授 x ロバート・F・ケネディJr.氏【対談】

ジェフリー・サックス教授(左)とRFK Jr.氏(Screenshot via Children’s Health Defense)

RFK Jr.:この国務省での調査が打ち切られたので、2021年春、バイデンは諜報機関に向かって、「私は90日以内に回答を知りたい」と発表しました。それから彼らは(90日後に)戻ってきて、「私たちは何が起きているのかわかりかねます」と回答したのです。この回答文書はうわべだけのもので、(真実を隠すため)ごまかされたものでした。その文書に署名したのが(国家情報長官の)アブリル・ヘインズでした。

サックス教授:ところで、アメージングなのは、彼らは「実験室から漏洩した可能性はある」ということを一言も公開されたその文書に記していなかったということです。そのこと自体が秘密を暴露してしまっています。ジ・エンドです。「(逆説的に)面白い」と私は思いました。真実は小説よりも奇なり、です。諜報機関は、そこに(彼らが)懸念することが存在していていながら、でもそれについて完全に口をつぐんて何も喋らないのです。まるで誰かがスカンクを部屋の中に入れてしまったのに、私たちはそれ(臭い匂い)について何も話さないようなものです(笑)。

ハフについて私も読みました。誰も私に教えてくれなかったので、私は全くそのことについて知りませんでした。それは懸念を抱かせるものでした。この話に、少し付け加えることがあります。英国のことです。英国もこれに関係しています。例えば、Wellcome Trustのジェレミー・ファーラーです。

これについてジェレミー・ファーラーが出した本の中で彼が最初に言っているのは、「私がこれ(新型コロナウイルスの発生)について聞いた時、私は電話を取り、元MI5のトップで私の腹心となっている人物に電話をかけた」というのです。これを読んだ時、「Wellcome Trustの幹部には元MI5のトップが就任しているのか?それはなぜだ?あなたはそこで何をしてるんだ?」と思いました(笑)。

RFK Jr.:(Wellcome Trustの仕事は)公衆衛生のはずですよね!

サックス教授:全くその通りです。しかし彼はそれが当然かの如くいました。「奇妙だ」と私は思いました。そして・・・

RFK Jr.:その話を続ける前に、ジェレミー・ファーラーは、その書籍全てを通して、元MI5のトップを務めたデーム、マニンガム・ビュラーなどから彼がいかに指示を受けていたかについて語っています。

デーム・ステラ・リミングトン

(Screenshot via Children’s Health Defense)

RFK Jr.:彼らから、ジェレミー・ファーラーはパンデミック対策を行う期間中、(発信者の足がつかない)プリペイド式携帯電話を使う必要がある、や、彼の連絡先リストを破棄する必要がある、お互いに暗号化したメッセージで連絡を取り合う必要がある、などのアドバイスを受けていました。

パンデミック対策を行う場合、通常であれば透明性が担保されるべきで、市民との関与を高めたい、民主主義が必要だ、ガイダンスを示すことが必要だと思うのが普通です。しかし全てが秘密でした。

サックス教授:私は科学者の一人にそのことについて質問したのですが、パンデミック当初のファーラーについて、「ファーラーは友人たちを怯えさせていたよ。彼らに、ウイルスが実験室から漏れ出たとは絶対に言うなと口止めしてたんだ」と聞きました。「友達を怯えさせていただって?Wellcome Trustのトップがこんなことをするのは自然のことなんでしょうか?」(と私は思いました)。

諜報機関がこのことについて何らかの方法で関わっているというのは明白です。(実験室漏洩説の)議論を中断させたり、それよりも悪意ある、私たちがまだ聞いたことのないことなども行われたのでしょう。

いずれにしても、私たちの間で繰り返し立ち返っている核心となるポイントは、実にもっともらしい可能性があるこのウイルスの発生源の説明については調べられていなくて、「その方向については絶対に調べるな」と命じられているということです。知るべきことはまだたくさんあります。

RFK Jr.:そろそろ終わりにしないといけません。アメージングな議論でした。本当にすぐ終わる質問をいくつかさせてください。

(WHOの)テドロスと何らかのコンタクトはありますか?

サックス教授:はい。少しだけあります。友好的な関係です。彼のことは長い間、知っていますから。ですが、私の印象は・・・彼の代弁ができるわけではありませんが、彼はこれが未解決の問題だとわかっていると思います。それはかなり明白だと思います。

RFK Jr.:OKです。(「ランセット 」の編集長)リチャード・ホートンについてはどうですか?

サックス教授:リチャードとは間違いなく話をしています。なぜなら、委員会の委員長として、私はリチャードと無条件に話をしていますから。これについて誤解がないよう説明させてください。私はこの委員会を自分が思うままに運営しています。そしてリチャードは私がそのように委員会を運営するのを後押ししてくれています。それについて私は本当に彼に感謝しています。

RFK Jr.:ビル・ゲイツについてはどうですか?

サックス教授:これについてビル・ゲイツとは話をしていません。

RFK Jr.:以上です。大変ありがとうございました。

サックス教授:良い内容でした。また近いうちにお話ししましょう。

【対談動画】(日本語字幕はついていません。)

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