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オールドメディアが伝えない海外のニュース

米の子供達がなりたい職業No.1はユーチューバー、中国は宇宙飛行士

玩具メーカーのレゴが実施した最新の調査によると、アメリカの子供達がなりたい職業の1位はユーチューバーで、中国の子供達は宇宙飛行士という結果となった。

日本でも、今年学研が全国の小学生1200人にアンケートをした結果、ユーチューバーがトップ3位にランクインしている。2016年までの同調査では、ユーチューバーはランクインすらしていなかった。2017年に、初めてユーチューバーが4位にランクインしており、今年は3位にランクアップした。

 

アメリカ人の子供たちに「将来大人になったら何になりたいですか?」と質問したところ、29%がユーチューバーになりたいと回答した。同様の質問に対して、イギリスでは30%がユーチューバーになりたいと回答している。一方、中国では56%の子供が宇宙飛行士になりたいと回答し、また中国人の子供達の18%がユーチューバーになりたいと回答している

 

この調査では、アメリカ、イギリス、中国における8歳〜12歳の子供達3000人と、5歳〜12歳の子供を持つ親326人にアンケート調査を実施した。

 

調査結果を報じるツイート:

 

 

(訳)

中国   アメリカ   イギリス  
宇宙飛行士 56% ユーチューバー 30% ユーチューバー 29%
教師 52% 教師 25% 教師 26%
ミュージシャン 47% プロアスリート 21% プロアスリート 23%
プロアスリート 37% ミュージシャン 18%

ミュージシャン

19%
ユーチューバー 18% 宇宙飛行士 11% 宇宙飛行士 11%

(中国の回答が合計100%を超えるのは、子供達が複数回答しているためと思われる。)

 

この調査結果をどのように解釈するかは、見る人の手に委ねられる。大多数の子供が、ユーチューバーよりも宇宙飛行士になりたいと言う社会の方が健全と捉える人がいるかもしれない。その一方で、56%という過半数が一つの職業に憧れるのは、全体主義の下でメディアや言論が統制されているからだと批判することもできる。

言論の自由が重要な価値観として共有されている自由主義経済圏のアメリカ、イギリス、日本で、インターネット・メディアを舞台に活躍するユーチューバーが一番人気というのは自然なことだとも言える。

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