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【写真&動画】武装したデモ隊が全米の州都に続々と姿を見せ始める

【写真&動画】武装したデモ隊が全米の州都に続々と姿を見せ始める

Screenshot via Twitter

1月17日(日曜)朝、全米の複数の州都に、武装したデモ隊たちが続々と姿を見せ始めた。これは、1月20日の大統領就任式を前に、「全米50州の州都およびワシントンの議事堂で武装デモが起きる可能性がある」と、先週FBIが警告していた通りの事態となっている。

 

こうしたデモ隊は、様々なSNSプラットフォーム上ではいわゆる「ブーガルー・ムーブメント(boogaloo movement)」のメンバーであると特定されているが、彼らの多くは特定の組織に属さない、一般的な反政府の無政府主義者であるようだ。彼らの一部は、自分たちのことを「リバティー・ボーイズ(liberty boys)」と呼んだり、保守派のプラウド・ボーイズに反対するグループであると呼んでいる。大統領就任式を直前に控えて、突然、こうした反保守派の武装した無政府主義者が姿を見せ始めたということは控えめに言っても非常に特異な事態である。

(Photo via Twitter)

 

ザ・デイリー・コーラー紙のホルヘ・ベントゥラ記者は、オハイオ州の州議会議事堂からレポートを行い、「水曜末日までコロンバスのダウンタウンにあるオハイオ州議会議事堂周囲の安全を維持するために580人の州兵メンバーが招集された」と報じている。

 

オハイオ州に現れた武装したデモ隊の1人は、「俺たちはトランプ支持派のグループじゃない」と語った。

【訳】「俺たちはトランプ支持派のグループじゃない」と、オハイオ州議会前でブーガルー・ボーイズを代表してスピーチを行った1人が語った。

 

【訳】「俺たちは地元のBLM活動を支持するためにここに来た」と、デモを行うためにオハイオ州議会議事堂に向かって行進を行う前、ブーガルー・ボーイズの1人は語った。

 

オハイオ州の武装したデモ隊の1人は、「プラウド・ボーイズたちはここに来るな」と語った。

 

ミシガン州では、約12名の武装したデモ隊が州議会議事堂前に姿を見せ始めている。彼らもブーガルー・ボーイズのメンバーであると見られる。

 

 

【訳】「もしお前たちがアメリカの人民を弾圧し続けるなら、俺たちは理性をもはや保つことはできない」。ブーガルー・ボーイズの1人のメンバーが、フェンスで囲われた州議会議事堂前で声明を発表した。

 

デイリー・ミラー紙のデレック・モモドゥ記者は、ミシガン州議会議事堂前に武装したデモ隊が集結し始め、その側で州兵が「スタンバイ」している状態を報告して、「これは非常に危惧される事態・・・」とツイートしている。

(Photo via Twitter)

 

ニューハンプシャー州では、ごく少数の武装したデモ隊が州議会議事堂の前に姿を現している。

(Photo via Twitter)

 

同様に、少数の武装デモ隊がオレゴン州の州議会議事堂前に集結している。

(Photo via Twitter)

 

オレゴン州のグループは、自分たちのことを「リバティー・ボーイズ」と呼んでいる。

 

イリノイ州の州議会議事堂では、厳重に武装した州兵と州警察官が、デモ隊の登場を待ち構えている。

 

ミネソタ州の州議会議事堂では、本日、武装したデモ隊が集結する脅威があるため、大規模な警官隊が待機している。

https://twitter.com/Mrtdogg/status/1350878429130973185?s=20

 

 

オハイオ州はスウィング・ステート(共和党にも民主党にも振れる州)であるが、上述したそれ以外の州は民主党が地盤の州である。

 

一方、首都のワシントンDCでは、少なくとも2万5000人(3万人以上との情報もある)の州兵とその他の警察機関職員が国会議事堂からホワイトハウスにかけての地域をロックダウンしている。

 

民間機の運行状況をモニタリングしている人物は、「米国空軍の貨物機(C130s C17s KC135s KC46s)がワシントンDCに州兵を移送しているその量を見ると、実に壮観だ。過去数日間は、ほぼノンストップでエアブリッジが行われている」と投稿している。

 

一方、ワシントンDCの議事堂の周囲に設置されたフェンスについて、興味深い考察が行われている。通常、バリケード用のフェンスを設置する場合、デモ隊たちがよじ登りにくくするよう、デモ隊に対してボルトが「背後」に来るように設置される。しかし、DCの議事堂の周囲に設置されたフェンスは、「外側」にボルトが来るよう設置されている。つまり、これは議事堂にいる内側の人たちが外に出られないようにするためのフェンスであるとの指摘が行われている。

【訳】彼らはフェンスを逆に設置したようだ。ボルトが外側を向いている。下にあるバーは(よじ登るための)格好の足掛かりになり、コンクリート(ブロック)は良い一歩目を提供している。

 

また、ワシントンDCで立ち入りが制限されているグリーン・ゾーンとレッド・ゾーンでは、至る所に新たに監視カメラが大量に設置されていると報じられている

https://twitter.com/NetworksManager/status/1350794685284036610

【訳】自由がさらにさらに遠のいていく・・・

 

監視カメラがDCのあらゆるところに設置されていく。

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