ニュースレター登録

Loading

オールドメディアが伝えない海外のニュース

アンソニー・ファウチは米軍の生物兵器開発を担当、ピーター・ダザックはCIAの工作員——新型コロナウイルスの起源調査委員会を主導するジェフリー・サックス教授 x ロバート・F・ケネディJr.氏【対談】

ジェフリー・サックス教授(左)とRFK Jr.氏(Screenshot via Children’s Health Defense)

サックス教授:一つ具体的なことをお話しします。(ノースカロライナ大学の)ラルフ・バリックは、実際、「セル」の記事が主張したのとは全く逆のことを話していました。「セル」の記事は、「なぜ全く新しいウイルスを(実験に)使うんだ?(そんなことは不合理だ)」と記していましたが、2015年にバッリックに対して行われた興味深いインタビューの中で、彼は「もし本当に強力なワクチンや医薬品を手に入れたいのなら、見つけられる限り幅広いウイルスにあたってみる必要がある」と説明しているのです。彼はまさに雑誌「セル」の主張、つまりこのウイルスが実験室から漏洩したのではないとしたその理由とは真逆のことを説明していたのです。「私は開発中の薬そしてワクチンを試験するために、ありとあらゆるウイルスを手に入れたい。なぜなら、自然は常にこれら(ウイルス)をごちゃ混ぜにするため、個別株のウイルスにではなく、全般的に様々なウイルスに効くものが必要だからだ」とバリックは語っていたのです。

このように、バリックは包括的にウイルスを収集しコレクションするというアプローチ、「あらゆる種類のウイルスを調べてみよう」というアプローチに特別な興味を抱いていました。また、彼は「フーリン開裂部位」にも強い興味がありました。なぜなら、「Oh、これこそがウイルスを本当に危険にするものだ。だったら、これをそこ(ウイルス)に挿入して、私の薬、私のワクチンが効くか調べてみよう」と考えていたからです。彼は解毒剤や生物兵器防衛を開発しようとしていましたから。彼が実際に行っていたことは何であれ、ですが。なので、彼は自分の薬が効くかを調べるために、そこに「フーリン開裂部位」を挿入したかったのです。

さらに、バリックが執筆した非常に興味深い論説記事があります。2017年か2018年だったと思いますが、生物医学ジャーナルに彼は論説記事を執筆しました。その中で、「あなた方はなんで私たちの研究を規制でがんじがらめにしようとするんだ?ノースカロライナ大学は、私のバイオセーフティーレベル3(BSL-3)の研究所に多額の投資を行っている。なんというこのお役所仕事!製薬開発にこれがどれほど絶対不可欠であるのかを彼らは理解していないのか?」とバリックは嘆いていました。そして、バリックは実際、薬「レムデシビル」に関して彼がギリアド社と協力しているという事実をその論説記事の中で自慢げに記していました。「故に我々は(薬の効果を)知る必要がある!我々は試験する必要がある!これら様々な実験を行う必要がある!」と。

このように、私たちが知るべき、非常に興味深いことが多くあります。しかしこの国で私たちは真剣に調べ始めてすらいません。なぜなら、私たちは単純に「反対の方向を調べろ」と言われてきたからです。(ご清聴)ありがとうございます。

RFK Jr.:あなたが言及されなかったことの一つに、バリックはヒト化したマウスも開発したということがあります。彼が改良してACE2受容体があるその肺で、彼は病気を感染させることができるかの実験を行っていただけではなく、(そのマウスに)咳、鼻水の症状を誘発し、同じコロニーにいる他の動物に呼吸器系を通して感染させることができるか実験を行っていました。彼はそのマウスを石正麗とも共有していました。なので、彼女もこのような酷い実験を行うための(ヒト化したマウスの)コロニーを独自に保有していました。実際のところ、これらの実験が何かを成し遂げたという証拠は何もありません。それがワクチン開発につながったや、パンデミックを防いだという証拠です。

ここで、いくつか歴史の空白を埋めようと思います。あなたは当然すでにご存知だとは思いますが。リスナーのためです。私たちの国(米国)には、1969年まで大規模な生物兵器プログラムが存在していました。リチャード・ニクソンが類いまれなことを成し遂げました。彼はこのことで歴史的に多くの称賛を受けるべきです。彼は立ち上がり、「私たちは保有する全ての生物兵器を処分する必要がある」と言いました。彼はそれらを信じていませんでした。彼はそれによってむしろ私たちが(危険に?)さらされる(音声不明瞭)と思っていました。米国はすでに核兵器を持っていました。生物兵器はあまりに低コストで開発することが可能でありながら、核兵器のような効果がありました。これは言ってみれば「貧者の核兵器」です。

なので、彼はこの(生物兵器)プログラムを廃止したいと思い、(それまで保有していた生物兵器の)在庫を破棄しました。ただし、CIAという例外を除いてCIAは極秘にこの在庫を持ち続け、違法に活動を続けました。しかし当時、彼は生物兵器条約に署名しました。

しかしその後、2001年、9・11から1週間後に私たちは炭疽菌による攻撃を受けます。そしてこの炭疽菌は、(アメリカ陸軍のウイルス研究所)フォート・デトリックから来たものであることが判明しました。ここはCIA・軍事施設です。

サックス教授:「現実は小説よりも奇なり」と言われる通りですね(笑)。

RFK Jr.派遣された2人の人間がいました。(炭疽菌が)送り付けられた2人の人間がいました。トム・ダッシュル(Tom Daschle)とパトリック・リーヒー(Patrick Leahy)という、愛国者法(の法案通過)を阻止していた2人の男(民主党の上院議員)たちです。政府を閉鎖し、サダム・フセインにそれをなすりつけ、そして私たちは対イラク戦争を始めました。そして私たちは極秘に私たちの(生物兵器研究を)再開しました。

人々が理解していないことの一つは、愛国者法が議会を通過したとき・・・ちなみにこの法案は炭疽菌による攻撃事件がその直接の引き金になっていますが、1300ページからなる愛国者法の中に、実質的に生物兵器条約を撤回する条項が紛れ込まされていました。そこには「この条約はもはや効力がない」とは記されていませんでしたが、「このような兵器開発を行っている米国政府関係者がもはや起訴されることはない」と記されていました。つまり、愛国者法は、米国政府に対して刑事免責を与えたのです。

軍、ペンタゴン(国防総省)、諜報機関は全てそれ(生物兵器の開発)を再開したかったのですが、彼らはそうしてしまうことにナーバスになっていました。というのも、元々の条約には、ワクチン開発や防衛のための兵器開発は行っても良いと書かれていました。いわゆる「軍民両用(デュアルユース)」と呼ばれるものです。そしてワクチン開発にとって必要な科学というのは、まさに兵器開発に必要な科学です。ですので、彼らはずっと裏側で秘密裏に兵器開発を行っていたのですが、ペンタゴン(国防総省)は自らがそれを行うことにナーバスになっていました。誰も彼らが公衆衛生のためにそれを行っているなどとは信じないからです。

こうした理由から、彼ら(ペンタゴン)はアメリカ国立衛生研究所(NIH)を通して資金を流し始めました。そしてアンソニー・ファウチを頼り、彼に生物兵器開発をやらせたのです

7ページ目を読む>>

(合計8ページ)

BonaFidrをフォロー

執筆者

error: コンテンツは保護されています。