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バイデン政権を担当する左派メディア記者がバイデンの主要スタッフと交際——メディアと民主党は「家族関係」にあることがまた明らかに

バイデン政権を担当する左派メディア記者がバイデンの主要スタッフと交際——メディアと政界は「家族関係」であることがまた明らかに

マカモンド記者(右)と交際相手のTJダクロ氏(Photo via NY Post)

アメリカの左派メディアであるアクシオス(Axios)の記者で、極左ケーブル局MSNBCにも出演しているアレクシ・マカモンド記者(冒頭の写真右側)は、ジョー・バイデンが大統領候補として選挙活動を行なっている時期、バイデンの広報担当者だったTJダクロ氏(同左)と交際を開始したとFOXニュースが2月9日(火曜)報じた

 

バイデン選挙陣営の幹部と交際を開始したため、マカモンド記者は、自らをバイデン候補の担当から外すよう雇用主のアクシオスに希望を出したという。そしてアクシオスはその希望を聞き入れ、彼女をカマラ・ハリス副大統領候補(当時)の担当にした。

 

マカモンド記者とTJダクロ氏は、彼らの話を有名人のゴシップ記事を掲載する雑誌People Magazineに持ち込み、2人の関係は好意的な特集記事として今週月曜に掲載された。しかし、実質的に2人ともまだバイデンのために働いていることから、倫理上の懸念の声が上がっている。このことについて、FOXニュースはアクシオスにコメントを求めたが、アクシオスは回答することを避けたとFOXは報じている:

それ以降、アクシオスは、彼女を「連邦議会における進歩主義的な議員たちの担当にし」、そして(カマラ・)ハリスを担当するよう配置変更を行った。

 

アクシオスの広報担当者はFOXニュースに次のように語った。

 

「アレクシは、彼女とTJとの関係について彼女の編集者らに11月に明らかにした。そして彼女をバイデン選挙陣営の担当から外すよう依頼した。私たちは、連邦議会で進歩主義的な議員たち、そうした活動、そして副大統領(候補)カマラ・ハリスを担当するよう彼女を配置換えした。アレクシは、アクシオス・チームの貴重なメンバーであり、我々は彼女を支援し、彼女の報道を支援する」。

 

しかし、マカモンド記者は、早くも2月3日にバイデンについて報道している。その記事の見出しは、「最低賃金政策を支援するバイデンのツイートを進歩主義者たちが堪能」である。

 

アクシオスは、追加コメントの要請を断った。

 

ノースカロライナ大学でジャーナリズム倫理を教えるロリ・ボイントン准教授は、このカップルは自分たちの関係を雇用主に報告し、担当を変えてもらうという点で規則的には正しいことを行ったが、様々な問題が今後起こる可能性が高いとFOXニュースに語っている。さらにボイントン准教授は次のように語っている:

印象が重大である。特に読者、視聴者、そしてその他の今後情報源となる人たちがどれほど彼らを信頼するかに影響を与える場合は。全面的に、ニュース・メディアに対する信頼は低下してしまっている。・・・信頼とはデリケートなものだ。もし棄損してしまえば、それを再構築するのは至難の技だ。

 

TJダクロ氏は、現在、ホワイトハウス報道官であるジェン・サキの部下として勤務している。FOXニュースはサキ報道官にもコメントを求めたが、回答を得られなかった。

 

民主党、特にオバマ政権下の閣僚や政府高官たちの多くに、主流メディアで勤務している結婚相手もしくは兄弟・親子が多いことは以前ここで紹介した。民主党と主流メディアが文字通り「家族関係」であり、倫理的に問題があることは今に始まった話ではなく、常態化してしまっている。

 

「民主党と主流メディアは一つの大きな家族」

(Photo via Twitter)

 

 

 

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