「新型コロナ・ワクチンで集団免疫は獲得できない」「P社製ワクチンの効果は約6ヶ月」——mRNAワクチン技術を発明したロバート・マローン博士
mRNAワクチン技術を発明したことで知られるロバート・マローン博士は、「新型コロナ・ワクチンで集団免疫は獲得できない」と語り、約6ヶ月で効果が下がりブースターショットが必要になるファイザー社製などのmRNAワクチンよりも、自然免疫の方が「耐久性」の高い有効な免疫効果が得られると語った。7月24日(土曜)に配信されたスティーブ・バノン氏のネット番組で語った。
マローン博士が出演した番組動画(開始後18:15あたりから):
【訳】
バノン氏:mRNAワクチン技術を発明したマローン博士ですが、彼の情報を探すのは困難になっています。チャイナ共産党が言うところの「お前を消し去る(disappearing you)」活動が行われているため、(ウィキペディアやリンクトイン等の)インターネットから同博士の情報が消されています。
マローン博士、(先ほど流した極左ケーブル局)MSNBCの司会者アリが、今朝の番組冒頭で語ったワクチンに関する発言について、あなたのご意見をお聞かせください。
マローン博士:先ほどあなた方が流してくれた番組動画のアリ司会者は、問題を何も理解していないが(政府の一方的な)公式見解をオウムのように繰り返すだけの良い事例です。彼は多くの正しいことを発言していますが、多くの誤ったことも発言しています。細かい点にこだわりすぎているのは・・・おそらくこれらのワクチンによって提供される最大の防御は、抗体ではなく細胞性免疫を通してである、というのは細かい点にこだわりすぎています。
確かに、これらのワクチンは病気に対する保護を目的としてテストされており、死亡(を減らすこと)が原則的な目的であり、病気が重症化するのを軽減することが目的です。しかし、(ウイルスの)感染、複製、そして伝染性を軽減する能力の特徴がテストされたわけではありません。実際、私が感染した場合、私からあなたへの伝染を保護する能力は比較的低いのです。おそらくその効果は50%の範囲内でしょう。
ですのでこれには多くの意味合いがあります。一つは、これらのワクチンでは集団免疫を獲得できないということです。彼(アリ司会者)は他にも様々なことを言っています・・・私が「脅しの戦術」と呼ぶようなことが彼の発言の中に利用されています。
大多数の人たちがデルタ株に感染し、発症したり死亡していることについて彼は指摘していますが、米国内ではこれらのデータはまだ出てきていません。フロリダ州ではこれらデータが操作されているという証拠があります。フロリダ州では、ワクチン接種した人々が来院するというデータがかなり過少報告されています。例えば、フロリダ州の看護師や医療従事者の複数グループは、彼らが病院で対応している重症化患者の大多数がワクチン接種済みであると報告しています。この緊張感の中で、人々は戦っていますが、(MSNBCのアリ司会者のような人たちは)自分たちが何を言っているのか理解していません。
ワクチン接種率が高い人口集団において、病院に来る患者の大多数がすでにワクチン接種済みであるというのは、つまりワクチンが実際には感染を防御していないからです。これらワクチンはそれ(感染の防御)をエンドポイント(評価項目)として設計されていないのです。私たちはこのことを英国とイスラエルのデータから理解しています。
ですので、彼(アリ司会者)が発言している多くのポイントは半分は真実ですが、彼が発言している多くのポイントは、人々にワクチン接種を受け入れるよう駆り立てるための、(政府の一方的な)公式見解であり、誇張、歪曲のように見えます。そうしなければワクチン接種にためらいが生じるからです。
バノン氏:OK、マローン博士、一つ確認させてください。あなたはワクチン反対派ではなく、個人的にも職業的にも全人生をワクチン開発に注いできた方です。
マローン博士:その通りです。(mRNAワクチンの)土台となる技術は私の元から生まれました。私は多くのワクチンを開発することに関わってきました。私は絶対にワクチン反対派ではありません。私は生命倫理や、公衆衛生において正直であること、誠実であることを支持しています。医師や科学者たちがオープンであることは極めて重要です。
私の前にこの番組に出演したゲストの方は正しいことを話されていました。米国連邦規則集には多くの法律が組み込まれています。特に実験段階の製品・・・まだ販売することが承認されていないこれらワクチンは、そのリスクを完全に開示することが義務付けられています。しかしこれらのリスクは隠蔽されており、政府の一部が意識的にその隠蔽に取り組んでいます。なぜなら、これらのリスクに関する完全な情報を共有してしまうと、人々はワクチン接種を受けなくなってしまうと彼らは考えているからです。これが、マコーラ医師のような(正しい医療情報を発信する医師たちを)「汚れた12人」と最近レッテル貼りしている彼らのロジックです。(政府は)マコーラ医師たちのことを「キラー(殺人者)」と呼んでいます。その理由は、人々にワクチン接種を拒否させる不必要な疑念を抱かせているからというのが彼ら(政府)の主張です。
これもファウチが言っている様々な嘘や虚偽発言の一つです。コロナウイルスに対して最も高いリスクを抱える、最も問題となる群(コホート)、つまり高齢者の間では、80%のワクチン接種が完了しています。ですので、「私たちの間ではまだ50%しかワクチン接種が終わっていない」とファウチは言いますが、それはコロナウイルスによる病気や死亡リスクが低い人たちがワクチンを接種していないから当然です。しかし高リスクの人たちの間のワクチン接種率は非常に高いのです。
バノン氏:このインタビューの前半で、物凄い爆弾発言をされました・・・(苦笑しながら)先ほど、これらのワクチンでは集団免疫を獲得することはできないと発言されました。これと全く逆のことをここ何日もファウチは発言しています。私はこれを聞いてうろたえています・・・(中略)・・・あなたは政府の見解と全く逆のことを発言されました。大統領の主任医療顧問であるアンソニー・ファウチは、集団免疫に到達するために80〜90%のワクチン接種率を達成しないといけないと言っています。あなたの発言を裏付けるどんな証拠がありますか?ワクチンでは絶対に集団免疫を達成できないのですか?
マローン博士:トニー(ファウチ)がこうした発言をする時・・・私たちが知っているように、共通の利益のためであればトニーは喜んで嘘をつきます。彼は、全員がこのワクチンを接種すべきであると真に信じています。
しかし集団免疫に達するために必要なワクチン接種率を計算するためには・・・私はこうした計算をすることを職業にしているので計算の仕方を知っています・・・こうした計算をする訓練を受けています。この計算のためには、ワクチンがウイルス伝染にどのような影響を与えるかに関するデータが必要です。しかし彼らはこれらのデータを持っていません。この病気の感染に関するデータは持っています。
これを考えると合点がいきます。集団免疫とは非常に専門的な用語です。これが意味するのは、平均的な人間である私が感染しても、伝染させるのは1人未満の他人であるという時点を指します。こうなるとウイルスは人口集団の中で死滅します。
一般的に起きることは、おそらく結局ここで起き始めているようなことです。なぜなら、ワクチンは実際にはそれほど優秀ではなく、初期の変異株による病気や死亡を防御するのには効きますが、しかしおそらくこれから起きることは・・・そしてほとんどの場合に起きることですが・・・(集団免疫に達するのは)自然感染を通してであるということです。そして、自然感染は、より広範囲で、より耐久性(durable)のある防御を提供するように見えます。「耐久性(durable)」とは、この防御がどれくらい長続きするかを意味する専門用語です。ワクチンによる防御と比べて、です。
ファイザー社が開示している情報によると、私たちは6ヶ月ごとにブースターショットを接種しなければいけないと彼らは考えています。これが意味するのは、ファイザー社製ワクチンの耐久性は、せいぜい「若干(modest)」レベルでしかないことを意味しています。そして私たちは6ヶ月ごとにワクチンを再接種しなければいけないと彼らは信じています。彼らが売り上げを高めるためだけにそう言っているのではないと私は思います。彼らはそれも考えていますが。しかし、ワクチンによる防御は6ヶ月で衰えてしまうことを彼らは知っているからこのようなことを言っているのだと思います。私が言っていることの意味は伝わっていますか?
バノン氏:はい、マローン博士・・・。
(中略)
バノン氏:スパイクタンパク質を人体に注入することは有毒なのですか?
マローン博士:全ては相対的です。スパイクタンパク質には毒性があります。天然スパイクには明らかな毒性があり、それがCOVID-19感染症を引き起こす一部理由となっています。
あらゆる薬やワクチンに、ある一定レベルの毒性が一定割合の人たちに対してあります。ワクチンで発現させるスパイクタンパク質が、一部の人たちの間で毒性を引き起こしているというかなり明白な証拠があります。問題は、その一部の人たちとはどれくらいの規模かということと、その毒性がどれくらい深刻なものかということです。正直に真実をお話ししますと、私たちはそれをまだ理解していません。さらには、私たちからこの情報が隠されていることを示す兆候が多く存在しています。ですので・・・
バノン氏:ちょ、ちょ、ちょっとそこで止まってください。(苦笑しながら)あなたは爆弾発言ばかりされます。「私たちから情報が隠されている」とはどういう意味ですか?その発言の根拠は?・・・(中略)・・・どのような情報が隠蔽されているのですか?
マローン博士:私は政府内部に同僚たちがいます。例えば、(ワクチンの)心臓毒性が発表される何ヶ月も前から、彼らはそのこと、心臓毒性が問題であることを完全に認識していました。
現在、私が複数の情報源から聞いていることは、個人の人たちが米国保健社会福祉省(HHS)の公的保険制度(メディケア・メディケイド)のデータベースを購入しているということです。個人富裕層たちは、生物統計学者を雇い、独立してこれら(ワクチンの副作用や効果)を評価させているのです。一部のケースでは、生物統計学者やデータ分析の専門家たちが何が起こっているのかを懸念するあまりに、ボランティアでそうした評価を行なっています。
そして彼らが発見していることは、米国政府が作成しているデータの中で、米CDCがこうした鍵となる副反応事例を大幅に過少報告しているということです。CDCはこうしたデータを容易に入手することができるにもかかわらず、です。米食品医薬品局(FDA)にいる私の同僚たちは、こうした(心筋炎などの)副反応事例を何ヶ月も前から知っていました。彼らはこのことに非常に不満を抱いています。このことは、私が(FOXニュースの)タッカー・カールソンと行ったインタビューでも言いました。あれも爆弾発言でしたが、これらデータベースは酷いものです。
しかし、制限があったとしても、スキルがある人であればデータ・マイニングして心臓毒性があることを特定することができます。CDCがそうした副反応の存在を否定していた当時であってもです。この(ファウチがついている)「高貴なウソ」を裏付けるために、CDCがデータを「編集」していることを示す複数の事例があります。
話が戻りますが、(現在の政府が掲げる)コアとなる命題は、ワクチン接種をためらわせるような情報はいかなるものでも全て抑圧しろというものです。それが今、起こっていることです。そのことを明らかにしておきたい。公共の利益になるからそれを行っても良いと信じることは、古典的な「高貴なウソ」のロジックです。これはイスラエルでも行われています。
しかし今は時代が違います。正しかろうと誤っていようと、人々は全てのデータにアクセスする資格があり、自己決定権があり、自由意志を行使する権利があると信じています。彼らが完全には理解していないリスクについて、政府によって意思決定を強制させられるべきとは思っていません。しかし、政府は1950年代のような家父長的なやり方でいまだに私たちを扱っても良いと信じています。政府はかつて、「キノコのように私たちを扱う(=暗闇の中、つまり情報を伝えず、嘘をついて一様に扱う)」と言っていました。この比喩表現が何を意味するかわかるでしょう。
現代ではもはやそんなことは許されません。しかし今が違うのは、彼らは昔は持っていなかったこの巨大で影響力のあるコントロール装置を持っていることです。これこそ、ニュー・メディア、オールド・メディア、そしてビッグ・テックが交差する場所です。これこそ、今現在、起きていることです。彼らはこれほどまでにパワフルなツールを手にしたことはありません。
バノン氏:・・・ファイザー社のブースターショットについてですが・・・今では「陰謀論」と「事実」との違いは6ヶ月間の時差だけ(つまり「陰謀論」とされるものは6ヶ月早く事実を言っているだけ)です。なぜなら、数ヶ月前、私たちはブースターショットが必要になるだろうとすでに指摘していました。しかし私たちは「陰謀論者」と中傷されました。このことは、あなたがおっしゃる「高貴なウソ」につながりますか?これを指摘した人たちを、彼ら(政府、オールドメディア)は散々に中傷しました。
マローン博士:トニー(ファウチ)はファイザー社にすぐさま食ってかかった、そうでしょう?そして彼は「それ(ブースターショットが必要になること)を言ってはいけない」と彼らに言った。「高貴なウソ」がリアルタイムで実行されているアメージングな事例です。ファイザー社の経営層は、「私たちは6ヶ月でブースターショットが必要になる。なぜなら当社のワクチンの耐久性が低下してくるからだ」と言いました。ちなみに、この6ヶ月というのは、まさにワクチンの効果が減衰する中、抗体依存性強化が最大のリスクにさらされるタイミングです。
ファイザー社の人たちは人々を守るためにそうしないといけないと言いましたが、トニー(ファウチ)は彼らに食ってかかり、あなた方にそう発言することを許さないと言いました。彼は実際にそうしました。トニーが喜んで嘘をつく実例を知りたいのであれば、これがまさにそうです。
* * *
マローン博士は、この数日前となる7月22日(木曜)にも同番組に出演し、「同僚の科学者や医師たちの多くが、政府の命令でやらされていること」に、マローン博士のような自由闊達な科学者たちは驚いていると語っている(以下の動画)。
BonaFidrをフォロー【訳】・・・何年にもわたってビル&メリンダ・ゲイツ財団によってワクチンを推進する活動が行われてきました。そしてそれ以外の意見は排除されてきました。
トニー・ファウチは彼のこれまでの全キャリアにおいて、一度もワクチン開発を成功させたことはありません。モデルナ社は、彼のワクチン開発センターから生まれました。ですので、これは彼にとって、ついに彼のキャリアが終わる前に大きな成功を達成できる最後のチャンスとなっています。
私は起こっていることに戸惑っています。ビッグ・テック企業、ビッグ・ファーマ(大手製薬)企業、ビッグ・ガバメント(大きな政府)が連携するという事態になっています。そしてメディアです。BBCが主導して「Trusted News Initiative(信頼できるニュース・イニシアチブ)」というのをやっていますが、酷いものです。それはこれら全てを結びつけています。そしてウェルカム財団とビル&メリンダ・ゲイツ財団が、現在、雨後の筍のようにどこからともなく出現している「ファクト・チェック」工作に資金援助しています。そして自称ジャーナリストという、実際には記者の訓練など受けていない人たちが、私や他の人たちを攻撃する記事を書いています。私たちの正当性を貶めるのがその目的です。・・・
情報をコントロールし、人々にワクチン接種を受け入れさせるための支配的な言説に反すると映る情報は提供してはいけないと(政府は)信じています。これが問題なのは・・・生命倫理は、誰もが、直面するリスクに関して完全な情報にアクセスできることを要求しています。しかし政府はその情報を提供していません。
・・・これまで様々なアウトブレークを経験してきましたが、このようなことは今まで見たことがありません。(メディア、製薬企業、政府の)統合、連携、和合が行われ、そして人々への強制が行われています。これはあからさまな権威主義です。(政府の)トップから命令が下されており、連携が行われ、この支配的な言説を強化し、そして人々が他の情報を入手できないようにするために様々な仕組みが開発されています。
そして人々に、米保健社会福祉省(HHS)やWHOが望む通りの行動をさせようとしています。これは行動統制です。これは実際、心理作戦です。この製品、いまだに実験段階のものを受け入れさせるために、人々とその行動をコントロールするために心理工作が実行されています。
(このmRNAワクチンは)これほどのレベルで導入されたことのない技術をベースにしています。そして、データが明らかにされるにつれて、これらの製品(ワクチン)は完全には安全でないことがますます明らかになっています。