「SVBの次に破綻するのはクレディ・スイスだろう」=『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート キヨサキ氏——クレディ・スイスの株価は過去最低を記録
『金持ち父さん貧乏父さん』の著者として知られるロバート キヨサキ氏が、「SVBの次に破綻するのはクレディ・スイスだろう」と語った。米国時間の10月13日(月曜)に出演したFOXビジネスの番組内で語った。
キヨサキ氏は、2008年に起きたリーマン・ブラザーズ危機を正確に予言していたことでも知られる。
クレディ・スイスは、14日(火曜)に年次報告書を発表し、2022年に80億ドルの年間損失を出したこと、そして「重要な弱点(material weakness)」があると発表した。同日の取引開始直後から、同銀行の株価は5%も大幅に下落した。
そして13日(月曜)に出演したFOXビジネスの番組内で、キヨサキ氏は、「本当の問題」は債券市場にあると語り、世界で8番目に巨大な投資銀行であるクレディ・スイスが最も不安定で脆弱であると警告した。
キヨサキ氏は次のように語っている:
私の予想ですが、私は何年も前にリーマン・ブラザーズ(の破綻)を予言していました。そして次に潰れる銀行はクレディ・スイスだと思います。なぜなら、債券市場が崩壊していっているからです。債券市場は株式市場よりもはるかに大きな存在です。FRBは(金利を)上昇させていて、彼らは消防士であり、そして放火犯でもあるんです。
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