米CDCのワレンスキー所長がワクチン・パスポートは意味のない事をうっかり認める——英公衆衛生局もワクチンによるデルタ株への「感染力の違いは限定的」と発表
米CDCのDr.ロシェル・ワレンスキー所長は、先週、左派メディアのCNNに出演した際、新型コロナワクチンはCOVID-19の感染を防ぐことはできないことを認めた。さらに、ワクチン接種済みの人たちがこのウイルス、特にデルタ株を他人に伝染させるのを阻止することもできないことを認めた。
ユーチューブはこのCNNのインタビュー動画を削除したが、言論統制しない動画共有サイトrumbleに再投稿されている:
ワレンスキー所長によると、現在の新型コロナワクチンのメリットは、症状の重症化を軽減することだけということになる。(しかし重症化し入院する患者のほとんどがワクチン接種済みというデータが各国で報告されており、この想定も疑われる。)
もしワクチン接種済みの人も未接種の人も同じようにウイルスを保有し、そして症状の有無にかかわらず体からウイルスを排出し、そして他人に感染させる能力が同じであるならば、ワクチン・パスポートにどのような意味があるのだろうか?
しかしユーチューブがワレンスキー所長へのCNNのインタビュー動画を削除したように、他の主流メディアはこのワレンスキー所長の「失言」を報じず、政府当局による「筋書き」や科学的根拠が根底から崩れつつあることを報じない。
また、欧米の各国政府は、こうした科学的データを完全に無視してワクチン・パスポートの義務化を進めている。
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そしてCDCのワレンスキー所長による「うっかり発言」を裏付けるデータを、イギリス公衆衛生局(PHE)が発表している。
イギリス公衆衛生局(PHE)は、8月6日(金曜)に発表した報告書の中で次のように記している:
いくつかの初期の発見内容によると・・・すでにワクチン接種を終えた後にデルタ株に感染した人のウイルス・レベルは、ワクチンを接種していない人のレベルと同様である可能性があることを示している。
このことは、ワクチンを接種したかどうかにかかわらず、人々の感染力に多大な意味合いを持つ可能性がある。
しかし、これは初期の予備解析であり、これが事実であるかどうかを確認するには、さらに対象を絞った研究が必要である。
さらにイギリス公衆衛生局(PHE)の同報告書は、デルタ株に感染した人たちをPCR検査した際のCt値の平均値、中央値、そして最小値は、ワクチンを接種した人としていない人の間で類似していると記している:
ワクチン未接種者の中央値は17.8、ワクチンを2回接種した者は18.0であった。・・・彼らが類似のCt値であることを考えると、これは(ワクチンによる)感染力の違いが限定的であることを示唆している。
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